超特急 せぶいれ
しゅーや 高2
たかし 高1
学パロ💖
「タカシ、おはよ」
朝の昇降口。靴を履き替えようとするタカシの肩に、ひょいと腕が回された。甘い香りと共に現れたのは、学園のアイドル、ピンク髪のシューヤだ。
「しゅーくん、おはよ。もう、びっくりするやんか!」
タカシは唇を尖らせる。せっかく背が高いのに、シューヤにされるとまるで自分が年下に見えてしまうのが悔しい。シューヤは楽しそうに笑い、タカシの頭をわしゃわしゃと撫でた。
「タカシは相変わらずふわふわで可愛いねぇ。撫でやすい」
「……可愛いとか、ええって」
タカシは照れ隠しで、そっぽを向く。可愛い、という言葉に、むかつきと嬉しさが混ざって、どうにも反応に困るのだ。
「あれ?もう不機嫌?ほら、お兄さんがアイス買ってあげるから。放課後、購買ね」
「…別に、アイスで釣られへんし」
「ふふ、でもタカシ、新しく出たメロン味食べたかったんでしょ?ほら、今日もお手て繋いで行く?迷子になっちゃうよ?」
シューヤはそう言って、タカシの手を取って軽く振る。タカシは思わず、その手を振り払うことができない。シューヤの手は大きくて温かい。振り払ったら、この温かさがなくなってしまう気がして。
「…もう!子どもやないんやから。勝手に手ぇ繋がんといてや!」
結局、少し強めに手を引いて離したタカシだったが、シューヤは全く気にする様子もなく、
「はいはい、ごめんね、タカシくん。でも、俺はタカシのこと、いつまでも可愛い弟みたいに思ってるからさ」
と、朗らかに笑って、そのまま自分の教室へと向かっていった。
「…弟、かぁ」
タカシはため息をつく。本当は、シューヤに「可愛い」じゃなくて、「格好いい」って言われたい。弟じゃなくて、ちゃんと男として見てほしい。
放課後。タカシは指定された購買で、アイスを片手にシューヤを待っていた。
「しゅーくん遅いな…」
その時、タカシの背後から声をかけられた。
「お、タカシ、お待たせ!ごめんな、先生に捕まっちゃって」
シューヤは、その人懐っこい笑顔でアイスを受け取った。
「なんや、先生にまで愛されてんの。しゅーくんは」
「愛され体質だからね。笑タカシもでしょ?」
そう言って、シューヤはタカシの持っているアイスを一口もらおうと、顔を寄せる。距離が近い。タカシの心臓がドクドクと鳴る。
「…も、もう!自分の食べや!」
「あーあ、ケチ!タカシは相変わらずガードが堅いんだから」
シューヤはタカシの頭をくしゃりと撫でて、自分のアイスを食べ始めた。その手つきが、本当にタカシを可愛がっている兄のようで、タカシはますます複雑な気持ちになる。
(なんで…子ども扱いなんやろ。俺のこと、ほんまにただの後輩としか思ってへんの?)
タカシは、意を決してシューヤに尋ねた。
「しゅーくんさぁ、俺のこと、なんでそんなに子ども扱いするん?」
シューヤはアイスを食べる手を止め、少しだけ目を見開いた。そして、すぐにいつもの笑顔に戻る。
「えー?だってタカシは俺の可愛い後輩なんだもん。守ってあげなきゃ」
「俺、別に弱くないし、しゅーくんとそこまで学年離れてへんやんか!」
「ま、そうだけどさ。でもさ、タカシはさ、なんかほっとけないんだよね」
シューヤは悪戯っぽく笑う。
「俺だけの、タカシって感じがして」
その言葉に、タカシの顔がカッと熱くなる。俺だけの。その言葉は、タカシにとって、どんな「可愛い」よりもずっと嬉しかった。
誰もいなくなった放課後の教室棟の廊下。
タカシと別れた後、シューヤは一つ上の階にある誰も使わない自習室の隅で、一人壁にもたれかかっていた。
(あぶねぇ…危うく抱きついてしまいそうになった)
シューヤは、頭を抱える。
タカシの、少し怒ったような、でも結局は振り払えないでいる表情。それがたまらなく愛おしい。触れたい、独り占めしたい。
「可愛い、じゃなくて…、好きなんだよ、タカシ」
口に出してしまうと、もう我慢ができない。
タカシを子ども扱いするのは、自分の理性を保つため。
もし、「好き」だという気持ちを出してしまったら、きっとタカシは引いてしまう。この関係も壊れてしまう。
だから、安全な「兄」というポジションで、タカシの側にいるしかなかった。
(あんなに可愛いのに、俺を子ども扱いされてムカつく、なんて思ってるなんて…)
シューヤは、目を閉じる。
(タカシ…お前を独り占めしたいって、どれだけ俺が我慢してるか…)
壁にもたれかかったまま、ピンク色の髪を揺らし、彼は小さく、深く息を吐いた。
「もうちょっと、タカシが成長するまで…。俺、頑張って『”お兄さん”』でいるから」
その独り言は、誰にも届かない、ピンク色の髪の男の子の、秘密の愛の告白だった
どーでしょーか!
初めてAIに書いてもらった笑笑
めちゃよくて、
少し変えてるよん
私!せぶいれの学パロ大好きなの!!
共感者求む〜!
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