テラーノベル
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私たちは花火がよく見れるとこに急いで向かった。
…だけど
階段が長過ぎる…
私はすごく運動不足だから登るのに一苦労だ…
「ひ、ひまりはやく!」
「ま、待ってよぉ〜、!」
花火が始まるまであと4分と行ったところだ。
…多分ひまりも
重度の運動不足だ。
「…あかり汗かきすぎだよ!笑」
「…そっちも」
ひまりは人のことを見るくせに自分のことを見てない。
もっと自分のこと考えてほしいな。
「…ついたぁ!」
ひまりが息切れしながら言った。
よかった。間に合った。
あと1分で始まっちゃうとこだったけど…
…やっぱり
夏祭りってすごいや。
何千人の人がいるんだろう?
周りを見れば人で溢れていた。
わちゃわちゃという大きな声が広まっていた。
私は人混みが苦手だけど、
今日は、いけるかも。
開始のアナウンスともに
空気が変わった気がした。
一瞬静かになって
眩しい花火が
バーンという音と、共にあげられた。
「…綺麗」
「ね。ずっと続けばいいのにな。」
何度も何度も花火はあげられた。
なのにまったく飽きなくて
最後まで見れた。
…一度だけ家族と夏祭りに行ったことがあったような。
…懐かしいな
その時も花火をみた。
忘れてない。
ずっと続かなくても
私の
心の中では続いているから。