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共依存

薬漬け

洗脳

甘々

幼児退行

この先伏字なし










「ほら、社長今日の注射しますよ〜」


「…!してください!」


自ら進んで手腕を差し出す彼。嗚呼、なんで、こんなにも可愛いんだろう。 この薬の中身は惚れ薬なのに…。

こんなにも依存しちゃってるのは、彼の過去?そんなもの僕が作ったお話に過ぎない。


「…あの時のことは忘れましたか?」


「ぁっ、ぃや、いやだ、かひゅ、…っあ、いゃ、くるしぃ、さびしい、こわぃ…、」


「大丈夫ですからね〜、社長、ここには彼奴らは居ないですよ、僕だけ。犯してくるやつも、殴ったり蹴ったりしてくるやつも、薬を”無理矢理”注射しようとするやつも、気持ち悪いやつも居ない。僕だけ。ね?社長、僕の顔みてください、お呪いかけてあげます。ほら」


彼のふわふわとした唇に優しく口付けを落とし、強く抱き締め、首に注射を突き立てる。


「ほら、大丈夫。僕のお呪いが効いてきた。体がふわふわして、気持ちよくなって、楽しくなって、どんどん眠くなる。「うぁ、っ」ほら、深呼吸していると、段々体がふわふわして、「ぁっ♡」ほら、気持ちよくなってきたでしょ?」


声が出せないみたいだけど、必死に伝えようとしてくれる彼がとてつもなく可愛い。首を縦に振って、肯定の意思を伝えようとしてくれている。

そんなに首を振らなくても、僕は分かるのにね。


「大丈夫、僕が守ってあげます。何があっても」


「はる、ねぇ、はる、すき♡」


「ふふ、僕は愛してます、”ハヤト”が1番」


「やった♡はるがおれもいちばん♡」


「おんなじだね?嬉しいよ、僕も」


「ずっといっしょ♡はるはずっといっしょ?」


「うん、ずっと一緒♡」

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