お風呂も終わり食事も済ませたしのぶ達はそれぞれの部屋へと戻っていた。
し「ふぅ、なんだか疲れましたね…」
煉「だな、今日はみな早く寝るといい」
時「ねぇ、布団3枚しかないけど」
し「え?、、、どうしましょう」
冨「俺が床で寝る」
し「いえ、風邪を引いてしまいます。どうぞ皆さんで布団を使ってください。」
時「そしたら胡蝶さんが風邪ひいちゃうよ」
煉「うむ!その通りだ」
し「そうですね、、ただ、そうなると体格的に煉獄さんと冨岡さんは布団を1つずつ使った方がよろしいかと」
時「じゃあ、僕と胡蝶さんが一緒に寝るってこと?」
し「必然的に、そうはなるかと、、、」
冨「胡蝶、時透だからって油断するなよ」
し「大丈夫ですよ〜。時透くんはまだ子供ですし」
時(年下だからって!!!もう子供じゃないのに)
し「さぁ、時透くん。どうぞ」
しのぶは自分が先に入って無一郎においでと手招きした。
し「ふふ、可愛いですね」
そう言ってしのぶは目を閉じ眠りについた
時(また子供扱いされた、( ˙^˙ ))
みんなが寝た深夜頃しのぶたちの部屋に誰かが入ってきた。
普段なら気配で気付くものの、旅行ということだけあってみんな熟睡していた、
悪「あ、いたいたニヤニヤ」
そう言ってしのぶに近づく
完全に油断しきっていたしのぶはあまりにも無防備な姿で、昼間とは違い年相応の寝顔をしていた。
ガチャガチャ ガチャガチャ
し「、、、?誰かいるのですか?」
悪「よし!!!」
そういうと男はしのぶに睡眠薬を投与した。
し「…………え?………ちょっとあなた此処で何、をしてる、、、、、、、、、助け、て」
バタンっとしのぶはその場に倒れ込む。
悪「上手くいったニヤ」
軽々しくしのぶを持ち上げた男はどこかへ逃げて行った
翌朝
時「ふわぁ〜ー、、、ん?胡蝶さん?」
時透は部屋の中をくまなく探したがしのぶの姿は何処にもない。それもそのはずだ、居ないのだから。
時「靴はある、」
冨「どうした??時透」
時「朝起きたら胡蝶さんがいなくて」
冨「外か?」
時「でも、靴はあるから」
フロントに電話をすることにした
スタッフ「はい、すぐ参ります。」
トントントン
スタッフ「お客様ァ」
冨「突然呼び出してすまない」
スタッフ「どうされましたか?」
冨「連れが消えた」
スタッフ(チッ、もうバレたか)
スタッフ「特徴など教えて頂いてもよろしいですか?」
冨「何処へやった」
スタッフ「、、、え?」
冨「だから胡蝶を何処へやったと聞いている」
スタッフ「えっとぉー、スタッフ一同精一ぱぃ」
冨「下手な芝居はやめろ」
スタッフ(なんだこの男)
サッ スッ
スタッフ「え?」
スタッフ「お客様何をするのですか?」
突然後ろから現れた宇髄によって拘束された
宇「あん?めんどくせぇなお前、お前が派手に胡蝶をさらったことぐらいわかってんだよ」
スタッフ「ッチ」
宇「言え」
スタッフ「、、、」
宇「鬼の指図か?」
スタッフ「鬼?なんだそれ」
宇(鬼じゃないのか)
宇「じゃあ言え。胡蝶をどこにさらった」
スタッフ「、、、地下室だよ」
それを聞くなりその男を柱に縛り付けると男性陣は地下室へと急いだ
冨「胡蝶!」
煉「胡蝶!」
宇「胡蝶!」
時「胡蝶さん!」
しのぶはその部屋のベットに寝かされていた
手足を拘束されて
冨「起きろ胡蝶っ!」
し「うぅ、ねぇ、、、さん」
一粒の涙かしのぶの頬をつたった
宇「しばらく寝かしといてやろうぜ」
しのぶはしばらく男性陣によって見守られながら眠っていた。
[完]
コメント
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しのぶさん、 ,,,サイコーですわ!? 主さん神やん!?
しのぶのおねいさん思いが伝わってきます。感動しました!
上手すぎですよおお!!