テラーノベル
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__君はいま何をしているのかな_?
__君は何をして笑っているのだろう_?
__君は何故悲しんでいるの_?
私の願いは
ただ
ただ、
あの人にもう一度だけ__
会いたいだけなんだ
#プロローグ
ドンッ__
鈍い音が辺りを鎮める
少しずつ冷たくなるこの身
ああ、私はもう死んでしまうのか…
そう実感した
最後に、君ともう一度だけ
あの丘の花火と、空の宝箱のような流星群を見たかった
そんな願いも叶わず
私の意識は途切れかける
〈…ぁ、の、はなび、の…おか…に、ぃって…?〉
そう彼に伝え私の炎は消え失せた
気がついた頃には満天の星空の下
私は寝転がっていた
あぁ、私は死んでしまったのだな、
実感なんて、したくなかった
今まで通りいたかった
少し…期待していたのになぁ…
気がついたら病院で、涙目の君が顔を覗き込んでいて
私は大丈夫だよって、君が無事でよかったって
伝える……つもりだったのに、
〈伝え、たかったのに…っ…〉
そんな理想とは程遠い、こんな暗く明るい世界に来てしまった
ああ…、君は泣いてくれているだろうか
おせっかいを焼きすぎたな…
嫌われてしまっただろうか
もっと、もっとっ…
〈一緒にっ…いたかったなぁ……っ…〉
そう、私は声を上げず、すすり泣くように泣いた
泣いて、泣いて、ないて
気づくと泣きつかれた私は大木の下で大の字で寝転んでいた
満天の星空
あの頃を思い出す
写真部の活動日
あの時も、綺麗だった
今よりも、ずっとずっと、
星よりもキラキラとした君の横顔を見て
私も嬉しくなった
目が離せなかった
星を見なくちゃいけないのに
そして、理解した
私は…、
〈…っ…君のことが本当に大好きだったんだなぁっ…〉
死んでから理解する
理解してしまった
後悔するのも、悔やむのも、もう遅い
直接、もっとちゃんと伝えたかった
私の心からの願いが
届かないことくらい馬鹿な私でもわかる
でも、でもっ…
一瞬でも…もう一度君に会えたのなら…
私はこの生きた人生を自慢し続けるだろう
私はこの世で一番大好きで、大切で…
一番の友達を守って死んだんだよって……
〈自慢して、やるのになぁ……〉
誰もいない静かな場所
いつもならうるさいくらいの私
今はただ静かに
眠りに落ちた
えー、私代表作の!(自称
〈一夏の花火のような恋をした〉
の続編です!
みなさんはもうお分かりですか…?
このお話が誰のお話なのか
そう!これは、前作で交通事故により亡くなってしまった”夕華”のお話です!
いやー、思いついちゃったんですよね!
めっちゃいい話が!w
ここでは、亡くなった後の夕華、生きている時の夕華目線を、過去と現在で書こうと思ってます!
題名〈流星に願いを〉
始まりです!
ぜひ、最後まで夕華と琉生(ついでに涼)のお話を見守っていてくださいね♪
長くなりましたが、よろしくです!(#^^#)♪
次回第一章➾流星に願いを
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💗👍️