「ちょちょちょ、ちょっと待った」
『ん〜、何ですか…?』
「何で、俺…裸…?」
『んぇ〜、ああ、昨日の居酒屋の』
なんだそれ、全く覚えていない。
少し考えたらスッと全部頭に戻ってきた。
「お、俺…」
俺は考えた。嘘でしょ、マジで?
「え、えっと、全部話せ」
『はい、もちろんです!』
何故そんなに元気なのだ。
こいつは今までのことを全て話した。
話を聞いてあげるも…、何故そんなに…
「おい!聞いてんのか!?」
『はい、聞いてますよ。辛かったですね』
「そうなんだよぉ…。」
この人、酔ってるな…。
「それでよぉ…、、、」
あ、寝た。
『ちょ、ちょっと…?』
うわ、すっごい寝てる…。
[お客さん申し訳ないけどもう閉店時間過ぎてんだわ。早く帰ってくんない?]
嘘…。
『は、はい、ただいま…』
この人どうすればいいの…?
『お、起きてください!』
「zZZ」
はぁぁぁぁ、起きねぇ…、嘘だろ…。
僕の家に連れてけばいいか…。
『とりあえず、僕の家近所なので連れていきますよ』
「ん〜、」
こんな冬なのにコートも着ないで…。
僕は仕方がなく家に連れて行った。
低身長なだけ助かった。
お姫様抱っこらしき形で家に連れてった。
そしてベッドまで連れていきお兄さんをベッドに寝かした。
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