嫌われ者の僕は

🍷side

今まで俺は、父さんにも母さんにも相手にされてこなかった

『お兄ちゃんなんだから』『90点の一位で満足せず満点の一位で満足しろ』『お兄ちゃんらしくしなさい』『弟の面倒も見れないの？』

俺が大嫌いな言葉たち

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

🍷そら！！

そら なぁに？お兄ちゃん！！

🍷公園行こ！！

そら 行く！僕も行きたい！！

俺には2個下の弟、『そら』がいた。

とても仲が良くて、なにをするにも俺の真似ばかり

そんなそらのことが俺は大好きだった

でも＿＿＿

そらが◯んだ。そらはまだ7歳だったのに。

小学校に入学したばかりだったのに

原因は事故。下校中、通学路にあった工事現場から落ちてきた鉄骨がそらに向かって落ちてきた

それから俺らの生活は狂ったんだ＿＿

🍷ただいま

母 あ！おかえり！“そら”！

🍷､､､は？ちょｯ父さん、どう言うこと？

父 母さん、気が狂ってしまって､､､まだそらの死を受け入れられてないんだ、こんな母さんでも許してあげて？

🍷､､､ｯそう、わかった

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🍷11歳

🍷ただいま､､､

母 そら！お帰りなさい

🍷俺、部屋戻るから

母 そう！ご飯になったら呼ぶね

🍷ん、

この頃には“そら”と母に呼ばれることは慣れてしまっていた

🍷11歳

父 あっと、俺母さんと離婚することにした

🍷そっか、好きにして？

父 それでな、もう再婚相手が決まってるんだ

🍷は？

父 ごめんな、いきなりで

🍷まぁ、どうでもいい

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🍷12歳

母 ほら、あっとくん、弟の真風太だよ、

🍷､､､

父 抱っこしてごらん？

🍷あ、うん((😈を抱く

母 どう？可愛いでしょ？

🍷（な、んで、かわいく、みえない、）､､､ｯ

母 あっとくん？

🍷か、わいいよﾆｺ

母 よかったﾆｺ

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俺は弟が生まれても可愛いとおもえなかった、どう接したらいいかわからなかった、そんな時＿

“また”母さんが◯んだ

俺が18の時だった

血は繋がってない、でもいつでもそばにいてくれた母さん、結構悔しかった

母さんは心臓の病気を待ってたんだと、千来咲を産んだ耐えきれなくなってそのまま亡くなった

そこからまた7年。

今度、また新しい母さんと弟が来た

弟は花千夜と言うらしい。

正直絡みづらかった。だって真面目であまり話してくれない。しかもあきぷりまぜは特に母さんを亡くしたことにショックを受けていたからなかなか母さんにも花千夜にも心を開かなくて強くあたっていることが多かった。

next､､､♡60

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