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#サバイバル
天音ろっく
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#アナログイラスト
サクラサク
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(???)さて、今から僕らの屋敷に向かうわけなんだけど…ちょっとしたマジックがあるんだ〜♪
『マ、マジック?』
(???)そう、マジック。手品みたいなもんかな、きっと驚くよ!
それじゃ、目ぇ瞑ってくれるかな?
私は彼に言われた通りに目を瞑った。
(???)あ〜ごめんちょっと酔うかも!我慢してね
パチンッ🤌
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(???)着いたよ〜
『…ほぇ?』
私が目を開けると、そこには見上げるほどの豪邸が建っていた。
とても大きな門を抜けて幾つかのロックを解除した彼についていくと、今度はヘンテコな模様をしたドアが出てきた。簡単に言うと、めちゃくちゃカラフルで色んなところが不規則に出っ張っている。
(???)僕が合図するまでちょっと耳塞いでてね〜
言われた通りに耳を塞いでいると、数秒経って彼は私の肩をつついた。
(???)もういいよ〜。さぁ、ここが今日から君の勤め先だ!
つとめさき、という言葉の意味を聞こうとして開いた口は、すぐに驚いて閉まった。
なぜかというと、そこには数えきれないほどの大きな庭やプール、その他諸々があったからだ。(庭とプールが目立ちすぎて他が小さく見えてしまう)
プールにはウォータースライダーもついていて、庭には各種の花が満開に咲いていた。
…正直、驚きすぎて逆に冷静になってしまった。
『………あの、なんでこんなにいっぱいあるんですか?』
私のその主語の抜けた質問に、彼は軽く答えた。
(???)お金がいっぱいあるんだよね、うち!だから好きなだけ建てちゃった⭐︎
納得はしても、脳が理解を拒んでいる気がしたのでさっき言おうとした質問をすることにした。
でも、彼はそれを分かっていたのだろう。
(???)勤め先、っていうのはね、君が働く場所っていう意味だよ。
僕の仕事でのライバルは、大体クズだから僕と仲良しな人を人質にして自分は助かろうとするんだ。
でもね、ただの使用人だったら僕は感情なんて抱かないって思ってるみたい……笑っちゃうよね〜
君は僕の大切で大好きな「メイドさん」だから、安心してね。
『だから表面上は使用人、中身は仲良しってことですか?』
(???)そう!すごいね〜
かわいい上に賢いとかこの子天才かも…✨
彼の目に光が入って、ちょっと安心した。…なんでだろ?
(???)あぁそういやめっちゃ大切なことをすっかり忘れてた!!
僕の名前知らないよね?!あと君の名前も!!
『ビクッ……まぁ、はい』
急な大声に驚きながら答えた…びっくりした。
(???)僕の名前は…
(リン) 冷利リン!リンって呼んでね!
『えぇぇぇッでも側から見たら使用人ですし流石に敬語と様付けはしないと…』
(リン)ハッ…そりゃそうだ!!じゃあリン様…で……
…めちゃくちゃ嫌そうだ。せめて室内ではリンさんと呼ぼう
『私は…58番、と呼ばれてました』
(リン)…そっかぁ、じゃあ今日から君の名前は
詩寿 香織(シジュウ カオリ)だ!
『香織…!!』
(リン)気に入ったかい?
『はい、ありがとうございますっ!』
(リン)そりゃあよかった、それじゃあ…
香織、これは僕からの最初で最後の「命」だ。
『はい……!』
(リン)その命尽きるまで、僕“たち”の側にいろ。