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ふたりが話していると、バスがバス停に止まる。
バスの中でもふたりは話し続ける。
ありさ「なんか、前からの知り合いみたいな感じだね」
逢沢「なんだろう、いつもなら緊張するのにな」
ありさ「私じゃ緊張しないの?笑」
逢沢「三井さんには緊張しないな」
ありさ「三井さんはやめてよ。ありさって呼んで」
アナウンス「パークヒル前~パークヒル前~」
ありさが止まりますボタンを押す。
ありさ「またどこかで逢えたらいいね」
そう言ってありさはバスを降りる。
逢沢(…もっと話したかったなー)
逢沢は思った。
逢沢「LINE聞いてない!」
バスが再び走りだすその時
逢沢「すみません!降ります!」
逢沢は、バスを駆け下りる。
逢沢「ありさ、ちょっと待って!」
ありさ「どうしたの?」
逢沢「連絡先、あ、LINE教えて!」
ありさ「わかった笑」
ふたりはLINEを交換する。
ありさ「これでLINEで話せるね」
逢沢「ありさは、付き合ってる人とか好きな人いる?」
ありさ「付き合ってる人はいない。でも、好きな人はいる。」
逢沢「そっかー、分かった…」
ありさ「好きな人って、とおるかも知れないじゃん笑」
逢沢「え?」
ありさ「またね!LINEするね。」
逢沢「また。」
つづく