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「んんん~~~ッ! ちぎ、れるッ! も、やめろ」
「始まったばっかじゃん。星埜耐え癖なさ過ぎ」
いや、可笑しいって。
服はしわしわになってしまったが、服を全て脱がす、何てことはしずに、俺がきている女子用の制服をぐいっと顎下まであげて、朔蒔は、露わになった俺の乳首にしゃぶりついていた。ジンジンと、取れそうなぐらい舐められ、吸われ、噛みつかれて。もう、俺の乳首は真っ赤に腫れ上がっていた。
痛くて仕方がないのに、それだけじゃない感覚も襲ってきて、俺はただひたすらに、朔蒔の頭をどかそうとしていた。だが、全然離れなくて、逆に、強く噛まれて、また、吸われて。
「――っつか、乳首だけで、イけるわけ……ないっ、だろ!」
「んなの、やってみねーとわかんねェじゃん? ほら、星埜のおっぱい女の子みたいにぷっくりしてきた」
「うるさい」
「なあなあ、じゃあ、星埜、これどうなってるかわかる?」
と、朔蒔は俺のズボンを脱がすと、下着の中へと手を入れてきた。ぬちゅっと、音がしたかと思えば、朔蒔は「ベッタベタじゃん。言い逃れできねーの♥」と、嬉しそうに言うものだから、また腹立つ。それと同時に、カッと羞恥心に駆られて、死にたくなった。
胸だけで感じているっていう、耐えがたい屈辱。そんな身体に作り替えられてしまった自分への嫌悪感。でも、そんなことよりも、朔蒔の指が俺のアソコを擦ったり、摘まんだりする度に、どんどん熱が高まっていく。気持ちよくなっていく自分が嫌で、本当に死んでしまいたかった。
だって、此奴がクッソ欲しいって身体が、脳が言ってきているから。
「イキ……たい。さわ、れよ。朔蒔」
「え~今日は、乳首だけでイかせるって決めてんだもん。こっちはダァ~メ」
なんて、朔蒔は意地悪に俺のを掴んで、イかせないようにとギュッと握り込む。その刺激で、少し先端からピュッと出てしまい、朔蒔が「ダメっていたじゃん。星埜の、そーろー」なんてニヤニヤと笑う。最悪だ。本当に最悪。
けれど、刺激が無いとイケないのも事実で、俺は解放できないどうしようもない熱に侵され、朔蒔に媚びるしかなかった。そんなこと、したくないのに。
「さく……まっ、辛い、から、な? 頼むって」
「頼んでる態度じゃねえ~それに、星埜は、才能あンからいけるって、胸だけで」
そう言って、カリッと爪を立てる朔蒔。それだけでも、もの凄い快感が襲ってきて、頭が弾けそうだった。
(は、は? 俺、感じて……)
イキそうになった、というところで、朔蒔はパッと手を離す。そして、「お、もうちょっとじゃん」なんて言いながら、俺の先端だけを執拗に弄るのだ。
そうやって、何度も寸止めされて、俺の頭はおかしくなりそうで。
「さ……くまくっ、やめ、も、もう、イクからっ」
「イキたいって言ってたじゃん。ダメなの?」
「ダメ、じゃなっ! けど、あっ、もっ、もうっ」
「ほらほら、頑張れ」
「も、もぅ、無理ぃ、やめろってぇ」
「え? やめていいの?」
なんて言って、今度は、俺の根元をぎゅうっと握って、朔蒔は俺を見下ろした。
イキたくても、イケなくて。俺は涙目になりながらも、必死に懇願するしかない。
こんなの、拷問だ。
イキたいのに、イカせてもらえない。しかも、朔蒔は、俺のモノの先端にぐりっと親指を立てて笑う。もう、上でも、下でもいい。だから、刺激が欲しかった。そうすれば、欲しいものが手に入るような気がしたから。
「さく……ま、お願い」
「じゃあ、星埜。俺は、朔蒔の雌ですって言って?」
「は? は?」
「ほーら。そしたら、チンコも、乳首も触ってやるから」
な? と、朔蒔は悪魔の笑みを浮べる。
そんなの言えない、と頭では拒絶しているのに、身体が言うことを聞いてくれなくて、わなわな震えた唇が、言葉を紡ごうとするのだ。酷く滑稽な話。
「お、っ、れは……朔蒔の……めす……」
「ん~聞こえねぇんだけどォ。もっと、大きな声で言ってくれねェと」
と、朔蒔は俺のを上下に擦り上げる。それだけで、俺は声を上げて、腰を振ってしまう。
ああ、クソッ。
「俺はっ、朔蒔のっ、メスっ、だか、らぁ!」
「……っ! マジかよっ。やべっ、興奮してきたわっ!」
「んっ!」
「なァなァ、星埜。すっごい痙攣してんだけどさ身体。俺も我慢できないから、もーこのまま挿入れていい?」
と、朔蒔は俺の後孔に指を這わせてくる。
まだ、そこは解してもいないのに、朔蒔はぐいっと俺の両脚を持ち上げて、一気に俺の中に突っ込んできた。
「ハッ! 痛ッ」
「クッそ、締る。乱暴なぐらいがちょうど良いだろ、星埜にとっては」
「なわけっ、ない、だろぉ!」
「女の子犯してるみてぇで、興奮すんわ」
「興奮してるのは、俺、だから、じゃないのかよ」
なんて、思わずつい本音が零れる。
それを聞いてか、聞かずか、朔蒔のモノが俺の中でひときわ大きくなったような気がした。気のせいじゃない。
だって、朔蒔は嬉しそうに笑ってたから。
「お前って、ほんと最高」
「さい……あく」
「褒めてンだよ。そんな可愛い顔しちゃってさァ」
「誰が……可愛いんだよ」
「お前以外に誰がいるっての」
なんて、朔蒔は俺にキスをしてくる。
舌を絡められて、吸われて。唾液を流し込まれて。まるで、俺の全てを喰われているかのような感覚に陥る。それが嫌で仕方がないはずなのに、俺は朔蒔の首に腕を回していた。
そして、朔蒔が動く度に、朔蒔の熱を感じるたびに、どんどん頭が真っ白になっていって、何も考えられなくなる。
ただただ気持ちよくて、気持ちよくて。その熱を追いかけて、縋ってしまいそうになる。
「星埜ッ!」
「さく……まく、さく……ま」
互いに名前を呼び合って、それから、朔蒔は俺の中で盛大に果てて、俺はぐるんと目を回した。
誰から借りたか分からない、女性ものの制服はべったりと精液と体液でぐちゃぐちゃになっていた。