「付き合ってください」
青天の霹靂。
深夜の紗世の逃亡騒ぎで寝不足の中まじめに登校したら、昼休みに体育倉庫で女子高生に告白された。
「罰ゲーム?」
思わず尋ねてしまった。
「どうして?」
どう考えてもおかしいじゃん。だって俺に告白してきた相手は――
「凛……」
俺に本性を見られたことなど忘れてしまったのか、頬を赤らめてモジモジしている。
何も知らずに対峙したら胸キュンして、つい「付き合おう!」と返してしまうやつ。
「例の件を秘密にして欲しいから、媚売ってんだろ?」
「違うよ! 私、総司君のことが前から好きだったの」
「嘘だ!」
それに、凛はマズい。
だって娘かもしれないのに。
血が繋がっているかもしれないのに。
娘が恋人になるなんて倫理的にマズ**************
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