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ワンクッション
君の眼を喰す
______
ci視点
昔から汚い自分が嫌いだった
こんな気持ち悪い自分を人に見せれられるはずが無い
可愛いものが汚れていくのを見るのが気持ちよかった
そんな中sypに出会ってしまったんだ。
syp「ci」
syp「好き」
ci「え……?」
初めて人を好きになった
信じた。
信じてしまったから、裏切られるのが怖かったんだ。
______
鎖に繋がれ吐瀉物にまみれたsypはこの世のものとは思えない程綺麗だった
syp「ci」
掠れた声で俺に助けを求める彼が
ci「なーに?」
syp「W国に帰りたい……」
ci「、、、なんで?」
ci「sypは俺の恋人でしょ?」
syp「別にciが嫌いな訳ではないよ」
ci「うん……ぐちゃぐちゃなsyp、綺麗」
syp「……ありがとう」
一言で表すなら共依存
sypは確かにこの監禁を嫌がって居たけど、きっと本当はどこかで彼もこれを望んでいたのだと思う
ci「今日もtnがsypの事探しに行くって。」
syp「そっか」
syp「ci、おなかすいた」
監禁を始めたのは1か月前
最初こそ全力で抵抗したものの今はこの生活にお互い慣れてきていた
ci「tnさんのこと、どうでもいいの?」
syp「いまは考えなくていいんでしょ」
そう言ってくれて嬉しかった。
ci「今日は何食べたい?」
syp「なんでもいい」
ci「そっか」
よくある物語のヒロインの彼氏のように、美味しいオムライスを作ることなんてできない
床に転がっているカップ麺を手に取りお湯を注いだ
ci「はい」
蓋を開けたカップ麺を手足を鎖に繋がれたsypの手前に置いた。
syp「食べさせて」
syp「優しくね」
この時間が大好きだった。
カップ麺を持ち上げてsypの顔の方に傾ける
syp「ぁ”くッ、あつ、ゲホッゲホッ」
顔から熱いカップ麺を浴びたsypは苦しそうにむせる
数秒、口を閉じさせないようにして彼の口の中にそれを流し込んだ
ci「美味しい?もっといる?」
syp「くるし、ゲホッ、変なとこ入った、熱い」
ci「いっぱい食べて」
そう言ってまた口の中に流し込む
syp「あ”、くるし、お”ぇッ」
ごぽ、と何処からなったか分からないけれど彼の身体が鳴いた
syp「ぁ、ぉえ”……」
笑みが溢れ落ちる
ci「可愛い、綺麗……」
syp「顔拭いて、ベタベタして気持ち悪い」
ci「そんな必要ないよ」
syp「……」
syp「ねえciはさ」
ci「ん?」
syp「わいが吐いてるのを見るのが好きなの?」
こんなことを聞かれたのは初めてだから少しびっくりしたけど喜んで答える。
ci「うーん、汚いsypを見るのが好きかな」
syp「ふーん」
syp「わいの汚いのなら何でもみたいの?」
そんなことを言うsypに違和感を感じたけれど、素直にうん。と答えた
syp「ねーci」
syp「喰べていいよ」
ci「え?」
まさかsypの口からそんな言葉が出てくるなんて考えもしなかった。
ci「……ちなみにどっちの意味で?」
syp「どっち……?あぁ……どっちも。」
ci「え、、、?」
ci「sypはどっちのこと言ってたの?」
syp「……」
syp「ほらはやくたべなよ」
内緒らしい。
彼の唇に自分の唇を重ねる
syp「ん……ふッ、」
ci「何笑ってんのさ」
顔を合わせて、時々なんとなく笑ったり、sypは身体を拗らせてみたり。
その日は彼を優しく抱いた
syp「なんか懐かしいね」
ci「純愛だね」
syp「これが?」
軽く嘲笑うように呟いた。
ci「ねえ、俺はsypのどこならたべてもいいの?」
syp「そうだなあ」
syp「どこでも。」
ci「そっか」
どこでも、と言われて最初に思い浮かんだのはちょっと彼の綺麗で汚いそれだった
初めてあった時から暗いけど、すこしあどけなさも残っていた眼。
俺がそれを汚したせいでいまでは結構落ちた色をしているけれど綺麗なことに変わりはなかった
むしろもっと綺麗になった
syp「ciがどこ好きなのか知ってる」
ci「……そっか」
ci「そうだよね」
syp「ci」
ci「なに、?syp」
syp「おやすみ。」
ci「うん。おやすみ。」
麻酔も何もなしで、指で彼の綺麗なそれをくり抜いた。
本能的に抵抗していたけれど、いまでは静かに痙攣するだけだった。
syp「く、らい……」
ci「おつかれさま」
ci「大好きだよ」
丸い眼球を薄くスライスする
最期まで彼は綺麗だった。
ci「いただきます」
自己満です
伸びたら別の話も載せようかな