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注意
ご本人様無関係
呪鬼、2、がメインのお話
主自信の考察あり
ネタバレちょっとあり
それでもいいよって方はどうぞ!
思い出した
あの夢に出てきていた人は、『猿山』だった
そこまでは思いだせた
でも、、、、
目の前が、一気に暗くなった
目覚めたら、ここは、俺がかつていた場所だった
せまい、、、
暗い、、、
ひとりぼっちだった
トントン「ロボロ、待っとけよ。絶対助けたるからな」
「わかった」
そういおうとしても声がでなかった
いや、、、
正確には、声が聞こえていなかった
俺は、、、また、、、
猿の偶像に入ったんや、、、
みんなが助けてくれたのに
また、みんなに迷惑かける
また、、、みんなを殺してしまう、、、
猿山を封印したとき、俺は鬼となってみんなを殺し回っていたらしい
そのときの俺は、館のことも覚えていたらしい
今の俺には館の記憶がない
きっと、何かあったんだろう
前と同じものなんだったら、このあと俺はみんなを殺し回ってしまう
それは嫌だ
また、嫌われてしまう
トントン「ロボロを助けるには、屋上にいかんといけへんのや、、、」
トントンがそうボソボソと呟いた
「猿山に会いに行ったほうがいい」
俺はそう言いたかった
もしトントンが俺と同じように覚えているんだったら
そうしたほうがいい
声にならない声で叫んだ
俺の声は、届かない
ロボロ「また、ひとりぼっちかぁ、、、」
俺は、偶像の中でぎゅっと体を寄せる
急に睡魔が襲い寝てしまった
??「おーい、おきてや」
夢の中で語りかけてきた、そう、猿山が俺を呼んだ
ロボロ「思い出したで、お前のこと。なぁ?猿山」
猿山「やっと思い出してくれた、、、」
ロボロ「やっとって、、、何で俺たちは忘れてたんやろ」
猿山「えーっとね、、、」
猿山は、そう言って口をモゴモゴとさせる
ロボロ「ええわ、で?猿山。何で俺は、同じことを繰り返してるんや?俺が偶像の中にいたこと、トントンが俺を持っていること。すべて俺は過去に経験している」
猿山「君たちが、呪いの連鎖を変えてしまったら、、、とでも言っておこうか?」
まるで、執事と同じことをいっているようだった
あのとき、牢屋の中で、執事はそういっていた
ロボロ「で、思い出したで、俺は。お前の望みを叶えた。そしたら、俺の望みも聞いてくれへんか?」
猿山「いいよ、なに?」
ロボロ「みんなと、普通の生活をしたいんや。兄さんとなにも変わらない日々。ふざけ会う日常。たまに非日常があっても面白いかもしれない、、、」
猿山「兄さんって、ペイントのことか、懐かしいなぁ」
懐かしい?
それってどういう意味なんや
聞こうとしたとき、猿山はもうすでに消えていた
なんなんや、、、
あいつは俺に
何を伝えたいんや、、、