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どちらかになにかが入っているのだと―――それが体によくないものだと思った時、身の毛がよだつ。
確証はないし、想像でしかない。
だが、可能性は否めない。
一方で厨房側が堂々とその食事を出してくるということは、彼らにとっては後ろめたくないという証でもある。
“特別”という料理が体によくないものだとして、その事実を知らないのではないだろうか。
(もしそうだったら大変だ)
翌日普段通りの夕食をお願いし、おそるおそる食べると、体はなんともなかった。
やはりルークさまの食事にだけ、なにかが入っているのかもしれない。
(危険かもしれないとルークさまに伝えたい。でも)
相変わらず見張りは多く、部屋の外には出られそうにない。
逸る気持ちを抑えて考えを巡らせていると、扉がノックされた。
「聖女さま、宰相閣下と神官さまが************************
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