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雪村警部は事の流れを濱田に説明した。

「なるほど、もしかして雪村はその刺殺体遺棄事件と栃木で去年から起きている強姦事件が関連があると思っているのか?」

「ああ、この強姦事件は今まで被害者は殺されていなかったが、遂に殺しになったのではないかと思う。恐らく被害者が強く抵抗したからか被害者を気絶させる際に顔を見られたかだとわたしは考えるよ。」


濱田が集めてくれた資料の内容には、被害者達は犯人の顔を見ていないとの証言があったため雪村の考えた殺害動機は2つになった。


また、資料には被害者は背後からクロロホルムを嗅がせたり、鈍器な物で軽く殴打されて気絶されて目を塞がれ、手を縛られてた後に犯行に及んでいたとあった。


「用意周到な犯人ですね。顔と体格を隠すために拘束しているとしか考えられません。」岩本刑事は考察した。


「被害者に会って話を聞きたいが

 傷をえぐるな。」

「ああ、私も会って話を聞きに行こうとしたが被害者家族がしつこく来ないでほしいと言っているばかりだ。

 いや、確か1人話してくれる女性がいたな。」

「勇敢な女性だな。その人に会ってみたいな。」


「その人は4番目に被害に遭った山渕麗奈という女性だ。住所はメールで送っておくよ。」


その時、濱田の部下らしき人が入ってきた。

「濱田さん、事件です。」

「分かった。すぐ行くよ」


「すまないが私は仕事が入ったからここまでになるよ」

「助かった。ありがとう!」


雪村は濱田にお礼を言い、栃木県警を後にした。


                   continued 

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