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ウサギの部屋のアリス

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ウサギの部屋のアリス

10 - 10話『私はかつてあなただった』

♥

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2021年11月08日

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※この物語はフィクションです。

実在の人物及び団体等とは一切関係ありません。


〈10話〉

「アリス」

ウサギの顔がやけに近いな、と思ったときには、もう唇が合わさっていた。

体温も分かち合えないくらい、ほんの少し、触れるだけの重なり。

離れたと思ったら私の顔をじーっと見つめて、ウサギが満足げな吐息を零す。

そして薄く開いた唇で、ちゅうっと私の唇の表面を何度も 啄(ついば)んだ。

「すきだよ」

唇の先を触れ合わせたまま、ウサギが囁いた。

項(うなじ)の辺りを柔く撫でられて、うっとりと目を閉じると、今度はしっかりと唇が重なる。

ウサギの熱い舌先が私の唇の隙間をくすぐった。

「ン……」

強請るように歯列をなぞられて、思わず唇を 綻(ほころ)ばせる。

すぐに忍び込んで来たウサギの舌が、縮こまっていた私の舌の輪郭をそうっと撫でた。

擦り合わされる舌が熱く***************************

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