テラーノベル
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作者 いちご
第二話(読んでくれてありがとう〜😭)
『お兄ちゃんたちとのひととき』
「あらっ。もう時間だわ!ごめんねみんな、お母さん仕事に行ってくるね」
「そっか…仕事、頑張ってね!」
「気をつけてね、お母さん。行ってらっしゃい」
「凛花は任せてね、お母さん。仕事、頑張って」
「ありがとう!行ってくるね」
と言って、お母さんは駆け足で家を出て行った…
「行っちゃった…」
「凛花、大丈夫。俺が全部やってあげるから」
「え、う、うん。ありがとう」
えっ、今、「俺」って言ったよね?
だ、だって、さっきまで僕って言ってたじゃん。流星くん。
き、気のせいだよね?
「とりあえず、リビングに行こうか。凛花」
「うん!」
「凛花はここに座ってて。俺が全部やるから」
い、いや!やっぱり、「俺」って言ってる!
6年前まではずーと、「僕」って言ってたよね⁉︎
「だ、大丈夫だよ。わたしも手伝う!」
と言って立ち上がるとわたしの肩に、そっと怜くんの手がのった。
「大丈夫、凛花。全部俺がやるよ」
え、え、え〜!ちょ、ちょっと待って!
急になんなの〜⁉︎
え、え〜と…、これはもうお兄ちゃんたちの流れに乗るしかない?
これ以上はちょっとキツイんだけど…
「わ、わかった。ありがとう…」
「ん、偉いえらい」
「それでいいんだよ〜」
と怜くんは言い、わたしの頭をわしゃわしゃと撫でた…
「う、うわ!」
「おっ、どうした?反抗期か〜?」
と言って、怜くんがわたしを煽ってくる
(ぐうう〜、怜くんが昔みたいに煽ってるんだけど〜!)
「ちがうもん!しかも、もうわたし、中一だからね!」
「俺はもう大学〜」
「むむむ〜」
ぐぐぐ、やっぱり怜くんの言葉には何も言い返せない…!
だからムカつく…
「はいはい、ケンカはやめて。
ミルクとコーヒー持ってきたよ」
「やったー、ミルク〜!…ってゆうか、二人ともコーヒー飲むの⁉︎」
「あああ、そうだよ」
「コーヒーが一番だな」
マジかよ…。前まではオレンジジュース!って言ってたのに。
そのあとわたしは…
「ねぇねぇ、留学中はどうだった?」
「ご飯は美味しかった?」
「どんな勉強したの?」
などなど、いろいろ聞いていた
「ねぇお兄ちゃんたち、6年経ってイケメンになった⁉︎」
わたしは気まぐれで聞いたつもりだった。
まさかこんなことになるなんて…
二人とも飲んでたコーヒーを「ぶっ」と吹き出して…
らら
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きなこ
「お、おまえ、それマジでいっってる⁉︎」
「ま、マジでそれ、おまえに一番言われて嬉しい言葉だよ⁉︎」
ええっ!い、いやいや、普通こんな反応にならんよね?
だって前まで『あ〜そう』みたいな微妙な反応だったじゃん⁉︎
「い、いや、冗談だってば!」
わたしがそう言うと、二人はしゅんとしてしまった…
「本当じゃなかったのかよ…けち」
「一番言われて悲しい言葉トップ1…」
ちょ、ちょっと。そんなふうに言われるとどうすればいいのかわかんないよ…。
「い、いやでも、大人っぽくはなったと思うよ…」
でも、これは本音。6年だけで変わりすぎてびっくりしてるくらい。
「それは本当?信じていい?」
「う、うん!本当。スラっとしててかっこいいよ!」
「ありがとう」
ふふ、怜くんと流星くんは笑顔がやはり天使。
この笑顔が、いつもわたしを助けてくれんたんよな。
そう思って、口元がゆるくなってると…
「かわいいな」
ええっ!な、なに⁉︎りゅ、流星くんがわたしの耳元で「かわいい」って言った⁉︎
わたしが混乱してると…
「おい、おまえ!今凛花に何言った⁉︎」
「いや、何も」
「う、嘘つけ!俺に聞こえないくらいの声でなんか言ってたよな⁉︎」
あちゃー、始まっちゃった。
こうやって、すぐケンカするのは6年前から変わってないんだな…
さっきのことはちょっと理解がつかないけど…
なんか…久しぶりだけど、変わってないところもあって嬉しいな。
「ふふふ」
あっ。つい声に出ちゃった。
まぁ、気にしないよね。
「ん?どうした、凛花」
「そんなに面白い?」
ええっ!い、いや、まって⁉︎さっきまでこの二人、ケンカしてたよね⁉︎
急に態度変わり過ぎ⁉︎紳士の言い方に変わったんだけど…
「い、いや…二人が喧嘩するのは前と変わってないんだなって思って…」
わたしへの態度はだいぶ変わってますけど…。
「ふふ、ありがと。凛花も相変わらず可愛いよ」
「凛花はいつまでもお姫様だからね。前よりも可愛いよ」
「ちょ、ちょっと……」
ぐっ…こんなにかっこいい顔で笑顔で見つめられると、なんて反応すればいいのかわかんないよ…。
「ねぇ凛花」
「な、なに?」
「手、だして」
「え、うん…?」
怜くん、何をするつもりなんだろう?
そう思いながらも、わたしは手を怜くんの前に出した。
すると、怜くんはわたしの手を優しく掴み…
「ん」
ちゅっ
わたしの手には冷たくて柔らかい唇があった。
「ええっ!」
ま、まって⁉︎い、今、怜くんがわたしの手に
キス…した…⁉︎
「ありがと、凛花。すっきりした」
「え、えっと…」
すっきりしたってどうゆうことなんだよ⁉︎
すると、流星くんがわたしの体をグイッと怜くんから守るかのように体に寄せてきた。
「おい怜!それはダメってくる前に言っただろ!なんでやってんだよ⁉︎」
「はいはい。とか言ってるおまえも、さっき凛花に『かわいいな』とか言ってただろ」
「は⁉︎な、何言ってんだよ!つーか、何で知ってるんだよ!」
「やっぱ言ってたんだ〜」
「う…。い、言ったけど…」
「ふ〜ん、いつもよりも素直に白状するね〜」
あ…また喧嘩になってるわ…。
まぁでも、今回は怜くんの勝ちかな?
「…」
「どうした?何も言えなくなったか?」
うわ〜、怜くんの煽りだ〜。
聞いてるだけのわたしもクッソムカつくわ。
ここはわたしが助けるべきだな!
「怜くん、だいじょ…」
すると、流星くんはわたしの言葉を遮るように…
「だ、だって…凛花のかわいさ見たら、我慢できないじゃん…」
と言いながら、わたしを抱く力を強くした…
ええっ!ちょ、ちょっとどうゆうこと⁉︎
い、いま、なんて言った⁉︎
顔の温度が暖かくなるのを感じた
わたしが…可愛い?
そんなこと、前まで言ってなかったよね…?
お世辞で言うくらいだったよね?
困惑して思わず流星くんの顔を見つめた…
流星くんの顔は赤く染まっていた。
「…何だよ流星。俺から凛花を守って…」
と気まずそうに怜くんが言う。
「だって、凛花は俺のものだからさ」
ちょ、ええっ!何その言葉⁉︎
ちょ、ちょっと怜くん!この状況どうにかしてよ!
目でそう訴えると、怜くんは少し悩んでから、
「ふふ、怒ってる顔も可愛いよ、流星。お兄ちゃんとして褒めてあげる」
「あ“⁉︎おまえ、自分でお兄ちゃんとか言ってるけど、数分の違いだかんな」
流星くんはそう言いながら、わたしを解放した。
(ふ〜、よかった…怜くんのおかげで助かった)
そう思ってホッとしてると…!
「いちおう言っとくけど、凛花は俺のものだからね」
怜くんは天使のような笑顔でそう言った。
(うう〜、もう何なんだよ〜😭)
こうして、凛花の取り合いがはじまったのであった…
第二話 終わり
あとがき いちご
第二話は…
凛花の取り合いが始まりました〜。
ちなみに怜くんのほうが早く生まれてて、6年前はそれを理由によく煽ってたらしいです〜。(凛花情報より)
第二話、どうでしたか〜?
ぜひ、コメントで教えてください〜!
あといいね👍とフォロー、よろしくです〜!
それではまた、第三話で〜
コメント
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すばらしい