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五十神くんと初めての会話 by森咲 花
「な、な…なんで五十神くんが…!?」
「別にスーパーにくらい俺がいてもいいだろ。」
「あ、いや、まぁそうだけど…。 」
び、ビックリした〜…。
まさかスーパーで五十神くんと会うなんて…。
き、気まずいなぁ…。
「あ、あっ…い、いちご…!」
「あ?あぁ…いいよ、やるよ。」
「え、いいの…!?」
「ふっ…そんなに目を輝かせて…そんなに欲しかったのか?」
「だ、だって…大好きないちごが半額なんだよ?めっちゃ欲しいじゃんっ!」
「まぁな…。じゃあな」
五十神くんって…意外と優しいのね…。
「あっ…!ちょっと待って!」
「…なんだ?」
「いちご…!後で渡しに行くね!」
「は…?いいよ、いらね。」
でも…五十神くんもいちご欲しかったんだよね…?
「いいよ…!部屋隣なんでしょ?」
「え…そうなのか…?」
「え…?う、うん…友達が言ってた…。」
「そうなのか…まぁいいや。じゃあ待ってる。」
「おっけ…!じゃあまた後でね…!」
「あぁ…。」
いちごそのままを持って行くのもいいけど…何かいちごで作って持って行こっかな〜…!
「花…っ!」
「ん?健ちゃんどうしたの…?」
「どうしたのじゃないっ!」
え…っ?な、何か怒られるようなことした…!?
「そんなやすやすと…!……はぁ…花に言っても無駄か…。」
ん…?つまり…どういうこと…?
もっと分かりやすく言ってよ〜…。
まぁいいや…っ。
ふぅ…お買い物終わった〜!
「2人共…!今日は付き添ってくれてありがと〜!」
「いいよ。毎回そうだろ。」
「えへへ…まぁねっ。」
毎回スーパーに行く時に健ちゃんは付き添ってくれるんだよね…!
「ぼ、僕も…!いつでも付き添うよ…!」
「うん!ありがと〜!」
2人はとっても優しいな…!
金辺くんとも仲良くなれてよかったぁ…!
「じゃあ2人ともっ!帰ろ!」
「あぁ。」
「うん…!」