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2話目
あの後、無理やり運んだ義勇さん。
胡蝶さんに包帯を巻いてもらい、座ってることしか出来なかった。
なんだったんだろう。
あの様子からして、義勇さんの癖とは思えないし。
🟣「小鳥遊さん、義勇さんが呼んでますよ。」
なんだろう。
🔴 「はい、今行きます。」
中に入ると、胡蝶様と、義勇さんが座っていた
🟣 「小鳥遊さん、こちらの薬を飲んでくださりますか?」
🔴 「これって、?」
🟣 「後ほど説明致します。」
さっきから、なんなんだろう。
なんもわかんないものだらけだよ。
と、薬を飲んだ
🔵 「すまなかった。」
謝る義勇さん、
🔴 「いえ、犬に噛まれたようなものなので、」
🔵 「いぬ…、」
🟣 「そしたら、ここからは私が説明させてください」
と、少し困った顔をする胡蝶様。
🟣 「小鳥遊さん、ケーキ、フォークをご存知でしょうか?」
🔴 「えぇ、海外から来たお菓子ですよね?」
🟣 「それではない方です」
🔴 「都市伝説みたいなものですよね…?」
🟣 「えぇ、そのフォークが義勇さん」
🔵 「…」
フォーク…?、義勇さんが??
いつから?、
🔴 「でも、食事は取っておりましたよ?確か、フォークは、味がしないのでは?その中での食事は苦しいものでは?」
🔵 「…、慣れれば苦ではない。」
🔴 「なんで言ってくれなかったんですか?、」
義勇さんは、何か言いたげな顔で俯いていた
🟣 「そこは、私から。」
と、ヒートアップしそうな二人の間に入り
🟣 「単刀直入に言えば、小鳥遊さんはケーキですね、先程薬を渡すまでの間ほんのり甘い匂いしてましたよ」
ん?、あ、そういう事か。
だから、甘いって言って舐めては噛んでたのか。
🔴 「何となく理解しました、これって任務とかにもなんか支障でたり?」
🟣 「いえ、先程飲んでもらった薬さえ飲んでもらえれば」
🔵 (なんか、あっさり)
🔴 「冨岡さんは、今後もこのような事が起きるのでしょうか」
🟣 「そうですね、解決策としてはもう、食べられるしか」
🔴 「…、冨岡さん、食べたくなったら呼んでください、極力行けるようにします」
🟣🔵 (なんか、凄いあっさりしてる)
🔵 「…、て、ほんとにいってるのか」
🔴 「えぇ、ほんとです。他の人のところでピリピリしてる義勇さんほっといておけないので」
🟣 「小鳥遊さんが、言うなら、それで。」
🔴 「ありがとうございました、胡蝶様。」
屋敷に戻ったのはいいとして、義勇さんがずっとしょぼんってしてる。
🔴 「義勇さ~ん、元気だしてください~」
🔵 「俺は、落ち込んでない。」
こうゆう所で頑固なんだよな。
男の子って分からない。
俺も男だけど、
🔴 「とりあえず、お腹すきました。鮭大根食べましょう。」
確か、フォークって味しないんだっけ、それで食べてもらうのもあれだな。
あ、でも俺が口つければわかるのか、。
🔴 「冨岡さん、少し待ってて下さい。」
とりあえず、大根あったけ。
ん?、なんか動けない
🔵「悪い…、痛かったら殴れ」
なんか、義勇さんの足の上にいては、義勇さんの手が顎に当たっていた
🔵 「チュ、クチュレロ、チュ」
俺の唾液を飲んでる?、
なんで、謝るんだろ
義勇さんの方が辛いのに。
義勇さんが、必死な顔してる。
初めて見た、ずっと辛かったんだな。
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