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「センパイ」
真夏の夕日が差し掛かる体育館倉庫。いつもの練習後、
俺がボールを片付けに行く、と言ったら流川が「自分も行く」と言って着いてきてくれた。
流川はあんま性格出さないからわかんねぇけど優しい奴なんだなって思った。
「あぁ、どうした流川?」
(1on1か?)
「倉庫の片付け、しませんか、」
「ぉおう、いいぞ!」
「流川は真面目なんだなー」
「ッす…」
「認めてんのかい」
片付けしてみると、バレーボールとかテニスボールとか…いろんなものが散らかっていた。
流川は綺麗好きで真面目なんだろうか、彼の性格を考えてみた。
他のメンバーはめっちゃ分かりやすいんだよなー。
でもな…流川は無表情クール男だからあんまわかんねぇ…
よく寝るのは知ってっけど。
ズルッ(ボールで足が滑る)
「っ!?!?」
「ッセンパイ!」
ドサッ
「うわーっ、、派手につまづいたわ」
「ありがとな流川。助かったわ。」
「…ッす」
いやーしかし。流川イケメンだな。
やっぱモテんのかな?
うん長くね???
「スーッ…流川くん?片付けの続きしようか、、」
「…ッす」
「さっきからそれしか言ってねぇよ…」
「…先輩って、前から思ってたんすけど、可愛いっすよね。」
「え?」
は?可愛い?俺が????
しかも前から??(困惑)
「肌綺麗だし、ピアス開けてるのもエロくて可愛いっす。
汗かいてるとき顔赤くなって火照ってんのも可愛いし、プレー中見えるうなじも…
「もういいもういい!!!あといいよ!!」
コイツを止める方法を探せ
そーえばよく寝るよな流川…あれだ!!
「……おい、今日は眠くないのか?」
「眠いっす」
「!!!じゃあ早く帰った方が…」
「…いや、先輩が可愛いすぎて眠気覚めました。」
「諦めてください。」
「えぇ…」
「…てかいいっすか?」
「…なにが?」
「跡つけても…」
「え?なんの??」
「先輩のこと好きだから、俺の跡つけようと思って…」
「は?」
流川って俺のこと好きだったの?
しかも跡つけるぐらい?困惑しかしてないんだけど??
「他のチームからも言われてるっすよ。湘北の7番可愛いって。」
「はぁ…そうなの…」
「…だからつけても良いっすか」
「首とうなじ に」
「はぁ…?しかも2個!!?」
あ”ー面食い癖あるんだよな俺…。
こいつ年下だぞ、、 なんて言えば、、?
かと言って他のチームから可愛いって言われんの気持ち悪りぃしな…
考える俺も気持ち悪い…
もういい!!どうにでもなれ!!!
「…分かった、いいよ」
「!!!」
「じゃあ、遠慮なく…」
「…そこは遠慮しろよ」
かぷっ
「ハァハァ…お前ら何してんだよぉ…!!はあっ…」
汗だくの三井さんが扉を開けた。
正直ちょっと助かったと思ったがもう遅かった。
「ゲッ、三井サンかよ…」
「何がゲッだよ!」
良かったと思っているのに素直になれない自分に腹が立つ。
「おい流川!!お前宮城に何やってんだよ!!」
「三井サンには関係ないでしょ、、 なあ流川?」
「ッす」
「ぐぬぬ…」
「…なんでいるんすか」
「俺は便所してたんだよ!!はぁ、宮城、言っただろ俺!一緒に帰ろーぜって!!
結構探したんだからな!?」
「俺OKもなんも言ってないっすからね?!」
「誘ったんだからOKだろ別に!!しかもよ、結構な声したんだからな?!」
(どういう理屈…)
「跡とかなんとか…」
「…聞こえたんすか?…僕らの会話。」
「そうだよ!!ってか宮城! お前!!その首!!
まさかキスマ…!!?」
「俺のキスマっす」
「あ”あ”ーっ俺のリョータが…(泣)」
「三井サンのものになった覚えはないんすけど…」
「俺が宮城のファーストキスで処女奪うつもりだったのにぃ”…(泣)」
「しょ!?じょ!!!?」
「…無理っすよ」
「はあ?流川もういっぺん言ってみろよ!?」
「…屋上で先輩のことリンチしたくせに…」
(まあその通りだけどな…)
「なんだとこら!」
「俺っすよ。センパイの処女奪うのは…」
俺からしてもこんなんバカバカしいわ!!!
「喧嘩だコラ!やるぞ!!」
「上等っす」
ワーワー!!ワーワー!!(喧嘩タイム)
帰ってもバレないか…
タッタッタッタッ…
「はっ!!?リョータ!!」
「ッセンパイ!」
「おっ先に!」
タッタッタッ…!
(てか、意外に跡ついたな…流川ってそういうところ結構あんのか)
↑(なんも気にしてない宮城)
ちょっと急展開すぎますよね😿😿
最後までご閲覧ありがとうございました🥰