相方のやつパクったわけじゃないのよ(?)
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お久しぶりです。春呀ですよ。
…え?なんで私がですかって…?
…何故でしょうね。
ninety-eight…何か分かりますか?
…98。と言っても、単なる英語ですね。
では、少しだけ貴方の時間を下さい。
少年は…そう、愉快な子だったよ。
藍摺…っていう名前でね。山藍摺って色から取ったそうだよ。
その子は、優しくて気配りが上手だった。
でもさ、神様っていうのはそういう子に悪戯したくなっちゃうんだ。
本当に、自分勝手な神様だね。
その子はある日の夜月をみた。
綺麗に欠けた月。三日月だね。
その後。『月を見て来る』、と家を飛び出した。
その子の明るい声は、それが最後だった。
勢い余って目の前を走っていた車に轢かれたんだ。
……それから、その子の記憶はないよ。
次のその子が目を開けたのは町外れの細い道。
…なんで生きているんだって?…不思議だよね、致命傷が出来ていたにも関わらずこの子は生還したんだ。
……いずれ分かる話。お預けにしようか。
その子は、自分が誰なのか、ここはどこなのか、さっぱり分かっていなかった。
…いわゆる記憶喪失だろうね。
その日は満月の日だった。
途方に暮れたまま眠りに落ちそうになった時、幸せっていうのは訪れるんだ。
山藍摺色の髪をした美しい女性だ。
その女性は自分の名前を名乗る前に、その子を引っ張り出した。
『自分のことを思い出すまで、偽名を作ったらどう?』
温かみのある優しい声に惹かれて、その子は必死に考え始めたという。
―――98。
その子が口に出したのは、和名でも英名でもなく、2桁の数字だった。
『それなら、私も合わせようか。』
…と、迷うことなく口に出すのは「62」。
彼女の本当の名前は、未だに知らない。
彼女は途方に暮れた子供を優しく保護する。
何かの団体というわけでもない。
役目なんて、さらさらないんだ。
もう和解してしまったからね。
…おっと、インラリアは知らないか?
…まぁ、簡単に言えばその種族を狙っていたわけさ。
今この世界…この世には、素晴らしいインラリアしかいないからね。
…え?日本?…日本ではないよ。似たようなものだけどね。
彼女たちの今の狙いは、インラリアの祖国だけだ。
…話が逸れたね。
すなわち彼女は、平和を望んで、二度と起きない争いを望んでいるだけさ。
…ここで終わり。
この先を教えてしまうと、…いわゆるネタバレになってしまうからね。
知った後にまたお越し下さい。
…ではまた何処かで。
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四期では多分出てこないであろう人達の話です。
サブ垢でキャラ紹介後に出すので待ってて下さい!!!(((
春呀さんええよ…(?)
相方となんかすごい似てる。パクってないよ、参考だよ。(???)
おつぁろ〜んぬ!!!!!
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コメント
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あ、好きです。お幸せに(??) 数字の意味とか調べたんだけど出てこなかったんだよねぇ… ………あの、マジで好きでs…
アアァァァァッ!!!!!5000!!行く!!!!!!(((うるさい