kemu「地球最後の告白を」
🌸🍍
🌸side
そして君が知らずに幸せな灰になった後で僕は今更
🌸「君が好き」
だって
🌸「大人になりたくないよ」
なんて大人ぶってさ
駆けた
🍍「今日は少年の日だね」
🌸「うん」
どうやら僕に訪れた悪戯は相当 タチの悪い
不老不死のおせっかい
神様ステキなプレゼントをありがとう
🌸「なんて到底的外れな」
幼い冗談の奥に大事に隠した
🌸「片思いは察してくれないんだ」ボソッ
🍍「🌸!行くよ!!」
🌸「あ、待ってよ、🍍っちゃんッ」
追い越してく
戻れない憧憬
🌸「好きな人にさよならを」
🍍「え?🌸って好きな人いるの?」
🌸「いるよ」
🍍「あ!夕焼けだ!」
🌸「いつか見た夕焼けはあんなにキレイだったのに」
🍍「今もキレイだよね?」
🌸「まぁそうだね」
恋なんて呼ぶには
穢れすぎてしまったよ
そして
君が知らずに幸せな灰になった後で
🌸「僕は今更…」
🍍「どうしたの?」
🌸「なんでもない」
君が好きだったって気づいたよ
🍍「俺はまた一人になる…」
🌸「百年前の同じ日に君のおばあちゃんは同じことを言ったんだ、 君の孫の曾孫のその最期に僕はまた一人になるって」
移ろってく
メトロポリスと
🌸「君の名に花束を」
いつか見た夕焼けはあんなにキレイだったのに
🌸「恋なんて呼ぶには穢れすぎてしまったね」
そして
🍍「えッ?🌸!嘘って言って!」
血が流れて
🌸「世界が灰になった後で僕は今でもふいに君を、🍍を思い出すんだ」
🍍side
これはきっと悪い夢だ
🍍「誰もいない枯れた世界でいたずらの意味を知ったよ」
臆病でも今なら言えるんだ
🍍「地球最後の告白を」
いつか見た夕焼けはあんなにキレイだったのに恋なんて呼ぶには遠回りしすぎたよ
🍍「そして何もかもが手遅れの灰になった後で」
僕は今更
🍍「君が好きだって…🌸が好きだったって言えたよ」
🌸「🍍っちゃん…」






