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登山隊決定方数日後、
船を降り、南極へ降り立つと、
そこは厳寒の真白き大地だった。
ペンギンたちが、
奇怪なものを見るような目で
君たちを出迎える。
手配どおりに南極調査隊の
雪上車を借り、犬ぞりの
犬たちとともに乗り込む。
見渡す限りの純白の大地を
進んでいく登山家たち。
数日の行程を末、
ついに南極横断山脈へとたどり着いた。
南極の山々はおおよそ
全てが氷河に埋まっており、
氷の上に辛うじて山頂の頭を
突き出しているに
とどまっている。
気候が苛烈さを増す中、
さらに氷河を進み、目標の座標へ向かう。
どこまでも続く、白銀の世界。
K「進めば進むほど、
人類の文明から遠ざかっていく。
ここには本当に、
手付かずの自然しかない。
まさに神の聖域だ。
かつて、エベレストを登ったマロリー
たちも、ここまで
不安じゃなかっただろうな」
充「これが…未知の狂気山脈の
世界……。」
悠木「美しいね…北極世界。
こりゃ狂気山脈にも
期待が膨らむよ…。」
K「今回僕らが初めてに
なるかもしれないんだ。
山頂はもっと綺麗だろうな。」
神楽「これが…アイツの見てた
景色……。」
数日後、目的の山脈……つまり、
氷河に埋まっていない、
天を劈く山脈に突き当たった。
狂気山脈だ。
ここからは雪上車では
登ることができませんので
犬ぞりで移動することになります。
犬ぞりでの移動目標は
標高 4,000 m地点まで。
なだらかな斜面で
危険地帯もなく、行程は順調だった。
…… しかし、
標高 3,000 m程に達した頃、
異変は起きた。
「グルルルル……」
犬たちが、唸り声を上げ、
立ち止まったのだ。
見れば、足がすくんでいる。
何かに怯えているようだ。
山脈に向かって吠え続けている。
コ「おい、おい犬!動け!動け犬!」
コージーは怒りに任せて動いている。
神楽「あ、やめてください!
犬にストレスが溜まってしまいます!」
優しいな⁉︎
悠木「おいおいコージー、
お前のしつけが悪いんじゃないのか?」
コ「そんなわけ無いだろ!オスコー家の
従順な犬だぞ‼︎」
梓「どうしたのかしら」
犬ぞりを降りる登山家たち。
犬たちは言うことを聞かず、
一歩も動こうとしない。
あまつさえ、
何匹かはリードを引きちぎり、
猛スピードで引き返して行ってしまう。
コ「オイッ……! マジかよ、
何だってんだ」
K「……行程が 1,000 m伸びただけさ。
行こう」
ではここから、実質的な
登山に入ります。
1日経つごとに食料が
1日分減ります。
これから説明を
させていただきます。
これが、ナビゲートロールです。
まず、天候の決定は幸運ロールで
決めさせていただきます。
成功すれば快晴無風。
これは特に問題なく進めます。
ただ、ナビゲートを失敗しなければ。
でも多分あんまり出てきません。
充「はっきりすぎんだろ。」
HAHAw
1人失敗したら降雪。
まぁ平均これが出ればいいかなって
感じですね。
ただナビゲートが−10になるので
登るのが難しくなりますね。
で、2人失敗したら強風
これは…進むの考えた方が
いいですね。
場合によってはまずいです。
で、全員失敗は猛吹雪。
うん、進むのやめましょう‼︎
多分無理です‼︎
悠木「wwwwwwww」
まぁ大丈夫だと願っています。
次に、登山についてですが、
これはNPCも共に、
DEX順でナビゲートを振ります。
成功したら登山成功、
失敗したらアクシデントチャート、
というロールを1D10で振って
頂きます。
酷いやつは相当酷いんで
頑張って成功してください。
では早速、4,000mの挑戦へと
行きましょうか。
っつー事で、天候ロールから
行きましょう!
元気よく振ってください!
悠木「幸運っすよね?」
はいそうです。
充「36成功!」
うっそお前40しかないのに⁉︎
充「本人もびっくり」
そうなんかーい。
悠木「73成功!」
後の2人高いんだよな…。
神楽「68成功です。」
お、つまり快晴無風です!
充「いい天気ですね。」
コ「さっきまであんなに
雪が降ってたのに⁉︎こんなこと
あるのかよ!」
K「まぁこれはいい事だ。
早く進もうか。」
では、DEX順なので…
梓→神楽→コージー→K2→悠木→充
の順番で行きましょうか。
では梓から振ります。
梓「じゃあ私からね。」
22成功ですね。
ではザクザクザクと…正解の道を
軽々しく登っていきます。
では次神楽さんに交代します。
神楽さんナビゲートロール
お願いします。
神楽「88失敗」
おい嘘だろお前⁉︎
じゃあ…1D10をお願いします。
神楽「えーっと6です。」
6……あぁ、まあマシですかね。
えー、有毒ガス。
火山性のガスだろうか?
有毒ガスが発生している場所がある。
誰も地質学持ってないよね?
悠木「地質学は…持ってないっす。」
充「僕も。」
神楽「持ってないです。」
あ、K2が45持ってる…けど…
失敗だろうなぁ…。
悠木「嘘やん」
えぇぇ43成功⁉︎
充「えぇ⁉︎」
神楽「失敗って言ったくせに…。」
なんで恨まれてる?
じゃあ…K2が笑顔で話します。
K「安心してくれ、地質上、
火山ではないよ。
進めないことはないさ。」
…あ、待って説明し忘れてた。
神楽「何何何何何何何何何何何何?」
ビバーク。
1日の途中で停滞すると、
ビバーク、という処置になります。
耐久力回復はなしですが、
未行動の人のみ応急処置ができます。
まぁそれはプレイヤー次第なんで
したかったら話し合ってください。
充「食料も有限ですし……
僕は進んだ方がいいかと。」
悠木「まだ序盤だし、
ここで止まっちまうのはなぁ。」
神楽「僕も同意見です……。」
K「問題は特にないから、
なら進もうか。」
と、言うことで…
皆様、CON×5を振って下さい。
下の方に用意してるよね?
充が70、
神楽が65、
悠木が70。
充「79失敗」
神楽「やっべ97ファンブル」
悠木「47成功。」
なんか1人ファンブル居るって‼︎
えっと…悠木さんは減少なし、
充さんが1D4
神楽さんは…1D4…+2で。
充「3…。」
神楽「……。」
神楽さんなんぼ出したか
言ってみなさい。
神楽「……4。」
バカヤロー‼︎
じゃあ充さんが3減少で
18。
で、神楽が6減少で
15。
…この時点でこの体力かぁ……。
まぁとりあえず神楽さんのターンが
終わって次が…?コージーか。
…コージー低いんだよなぁ…。
では、ダイスを、振ります、