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『ライバルリーバトル…ですか?』
「あぁ、この試合ではそれぞれ初めに3組を作り、そこから色んなチームと対戦をして仲間を奪ったり…奪われたりする試合だ」
絵心さんに呼ばれ、薄暗いモニター室に入ると、絵心さんはそういった
「ライバルリーは今日の0時から始まる。」
「選手の部屋はそれぞれアップグレードするが…迷わないな?」
『はい!モチのロンです!』
…でも…今思ったら…
『ライバルリーバトルって…結構やばいよね…』
サッカーで人の奪い合いとか聞いたことないし…
でも
強くなるために必要なことなのかも…??
「…おっと、考え事しながら歩くのは危ねーぞ」
『…わぁ』
頭上から声がして見上げると、紫髪のイケメンな男の人が立っていた
「ははっ、なんだよ「わぁ」って」
『い、いや…あまりの綺麗さで…』
「…つーか、お前、新しく入ってきた雑用係だろ?今からどこ行くんだよ」
『と、特に理由はないんだけど…ないんだけどね…』
「絶対なんかあるだろそれ…」
紫髪の人が呆れたような目をした
『なんというか…ボール…蹴りたくなってきて…』
「ボール?お前、サッカーやってんのか? 」
『…!そうなの!小さい頃からやってて…!!ボール1日に1回は蹴らないと蕁麻疹が起きるくらい…!!』
「それはそれで大丈夫なのか…?」
すると紫髪の人は悩むような顔をして
「10分ぐらい、俺がサッカーやんの手伝ってやるよ」
『えっ…!いいの?!やったぁ!』
「ははっ、分かったからそんなはしゃぐなよ」
『ありがとう…!!えっと…』
「俺は御影玲王、あんたは?」
『私は優草紗奈…!』
この人…!優しい…!!
ここ、怖い人しかいないと思ってたけど…
こんな人もいるんだな!