◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・カプ要素ありです
・春千夜→♡←←←←←灰
・灰谷は好きな子を虐めちゃうタイプ
・キャラ崩壊注意
・似てる作品あったらごめんなさい💦
蘭「これからずっと一緒だね、春ちゃん♡♡」
竜「良かったな、ラリ千夜」
春『…はぇ??』
スマホと財布しか持ってない俺は、今日から嫌々灰谷兄弟と同棲することになった。
理由は数時間前の首領(通称.マイキー)の一言で始まる。
数時間前
俺と灰谷兄弟が居間で自由にしてた時、梵天専用のグルチャの通知音が鳴り響いた。
(え?この時代にスマホなんてない?知らね)
基本的にこのグルチャは首領からの急用や職務内容なので、必ず確認するという決まりがある。
マイキーからかも!!という期待を胸に、凄い速さでスマホを開いて内容を確認する。
マ((三途と灰谷集合
そのメールに顔を上げると、画面を見つめていた灰谷兄弟と目が合った。
慌てて逸らし、マイキーの部屋に行こうとすると、グイッと蘭に腕を掴まれた。
春『痛ッ』
逃がすまいと力強く掴んでいるからか、腕がギリギリと痛む。
春『痛ぇッて!!!!』
蘭「どうせ向かう場所一緒なんだし、一緒に行こ~?」
春『ッ、好きにしろよ!!』
バッと手を振り払い、灰谷兄弟から離れる。
それを2人は大変愉快そうに微笑んで、蘭、竜胆、俺の順番で歩き出した。
不服だが、2人の後を渋々着いていく。
暫くしてマイキーの部屋にたどり着き、コンコンコンコン、と敬愛の意味を添えてノックする。
マ「…誰だ」
春『三途春千夜です。呼ばれたので参りました』
蘭「灰谷蘭で~す。右に同じく。」
ピキッと俺の頭に青筋が浮かび上がる。
ちゃんと要件言えや…!!!!
竜「灰谷竜胆です。右の右に同じく。」
〇す。
なんて物騒な単語が飛び出してくるが、マイキーの声で頭の中はすっきり穏やかになる。
マ「…入れ」
春『失礼します』
蘭「失礼しま~す」
竜「失礼します」
あ、マイキーの匂いだ。
たいやきの匂いも混ざってるな、また食べたのか?
なんて事を考えながらマイキーの前に立つ。
マ「スゥー…単刀直入に言う。」
マ「三途と灰谷、同棲しろ」
灰「「はい/~♡」」
春『はいッ………….え?』
意気揚々と返事はしたものの、頭の中はもうパニックだった。
え?同棲?誰と?コイツと?ドウセイ??
心做しか灰谷兄弟は嬉しそうにしていて、俺を見てニマニマ笑っている。
俺シン〇レラじゃん。
こいつらが意地悪な姉で、俺がシンデ〇ラ。
絶対俺をいいようにこき使って、弄くり回すぞ…
どうにかして食い止めないと…ッ
春『どどど、どうしてですか!?!?』
蘭「え、いいじゃ~ん♡」
春『無理無理無理無理無理無理ッッ』
断固拒否
死んでも無理
マ「三途の家…爆発しちゃった…」
灰「「え?」」
春『は?』
流石の灰谷兄弟もビックリしている。
春『誰がですか?まじでぶッ〇s』
マ「俺」
春『え、ありがとうございます~!!もうそろそろ引っ越そうとしてたんですよねッ♡』
んな訳ない。
あの家滅茶苦茶お気に入りだったし、なんなら全財産あそこの棚に積み込んでた。
辛
マ「ごめん三途…」
春『別に怒ってませんよ♡♡全財産消えたくらいで怒りません♡♡♡』
嘘です泣きそうです。
取り敢えず横でニコニコしてる灰谷兄弟をぶん殴りたいです。
ガチャ
諦めて部屋を出ると、灰谷兄弟に囲まれる。
やだ怖いこいつら
春『ッ』
急ぎ足で廊下を通り抜け、幹部達が使用している部屋へ飛び込む。
そこでは九井が大人しくコーヒーを飲んでいた。
春『こ゛こ゛の゛い゛~゛』
うわ俺声ガラガラすぎ。
俺の声の低さにビビったのか、九井が心配したようにこちらを見てきた。
俺は泣きつくように九井に全て話した。
春『辛いぃぃ…((泣』
九「お疲れ様…」
おいやめろ、哀れむんじゃねぇ!!!!
もういいや、アイツらとは隔離された屋根裏部屋にでも止めてもらおう。
マイキーに頼まれちゃ仕方がない。
これまで以上に働いてお金を貯めてやる。
春『気晴らしに俺もコーヒー飲むかぁ…』
そう言って立ち上がると、いつの間にか後ろにいた灰谷兄弟が俺の腰と手を掴んできた。
九井…哀れんだ目を向けてたのはこーゆー事かッ!?
蘭「これからはずっと一緒だね、春ちゃん♡♡」
竜「良かったな、ラリ千夜」
春『…はぇ??』
詰 ん だ ☆
♡×2000で続き
(流石に多いですかね、、?)
コメント
17件
全財産無くなって泣かない奴は居ない
面白い(≧∇≦)この続きみたいな
マイキー家なぜ爆発した??疲れてたのかな? このストーリも最高です!これからも頑張ってください!