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2件
こんにちは
早速どうぞ
村
ナチ「…………………………………」
心の中
(初めて見る、物ばかりだな……
やはり、ここは私達が住んでいた
街とは違うらしいな……………)
日帝「わー………綺麗な刀ですね」✨
お婆さん「それかい?それは戦巫女が
戦ったとされる武器さ」
日帝「成る程…………頑丈に出来ていますね
凄いです」
お婆さん「ありがとう」ニコ
イタ王「ねぇねぇ!ここってピッッッッッザや
パスタァァァァ!は、あるんね!?」
お婆さん「おぉ、あるぞい
あそこだな」
指を指す方向を見ると行列に出来ている
ピザ屋さんやパスタを売っているお店が
あった
イタ王「やったー!!なんね!!」
ナチ「おい、イタ王……………」
日帝「お金とか、持ってるの?」
イタ王「あっ………………」
ナチ「…………………………………」
心の中
(持ってなかったのかよ………)
お婆さん「私が奢るから大丈夫さ」
三人「!?」
イタ王「いやいや!それは、悪いんね!?」
ナチ「良いんですか!?」
日帝「申し訳ないです…………」
お婆さん「こんな、老いぼれにそんな事を
言ってくれるとは嬉しいな」ニコ
お婆さん「だけど、私は大丈夫だから
そこは、素直に受けっておきなさい」ニコ
日帝「後で、お金返します………」
お婆さん「真面目だね〜」ニコ
イタ王「お婆さん、優しすぎるんね!」
ナチ「何故、こんな見ず知らずの私達に
そこまで、色々としてくれるんですか?」
お婆さん「私は、昔孫が居てねぇ………
その孫と比べてしまうんじゃよ」
ナチ「お孫さん?」
お婆さん「嗚呼」ニコ
イタ王「へ〜!お婆さんのお孫さんだから
きっと、優しい方なんでしょうね!」ニコ
イタ王がそう言うとお婆さんは
少し悲しい目をした
お婆さん「……もうこの世には居ないんじゃよ」
ナチ「え?………」
お婆さん「君……特にオッドアイな君」
イタ王「イタリーの事?」
お婆さん「何と、名前まで似ていたとは………」
お婆さんは驚きを隠せない表情で
そう語る
ナチ「似てる……とは?」
お婆さん「………その子も
イタ王って言う名前なんじゃ……」
日帝「………………………………………」
お婆さん「……………まぁ、その話は
置いといて」
お婆さん「早く、ご飯でも食べようじゃないか」ニコ
ナチ「………………はい」
日帝「……そうですね」
イタ王「悲しい事を言ってしまい
すいません…………」
お婆さん「良いんじゃよ」ニコ
ナチ「…………………………………………」
帰り
ナチ「今日は、ありがとうございます」
日帝「有り難う御座います」
お婆さん「良いんじゃよ、帰れるまで
一緒に住んでても大丈夫さ!」
イタ王「そう言えば、イタリー達って
名前、言ってなくない?」
ナチ「あっ…………確かに………」
日帝「自己紹介が遅れてすいません
私は日帝と申します」
ナチ「私は、ナチスと言います」
お婆さん「おや、まぁ…………君も同じ
名前だったとは…………」
ナチ「同じ名前と言いますと………」
お婆さん「孫と一緒に良く遊んでいた子が
ナチスと言う名前なんじゃ」
日帝「えっ!?」
お婆さん「今日は、驚く事が多いの〜」
ナチ「……マジですか………」
イタ王「ナチ、敬語バグってる………」
ナチ「嗚呼、すまん」
お婆さん「まぁ、今日はもう帰ったら
寝ようか」
ナチ「そうですね」
トコトコ
ナチ「?何やら、騒がしいですね」
日帝「?………」
イタ王「事故?とか?」
お婆さん「ちょと、聞いてみようか……」
人が集まっている場所に移動する
ナチ「あの、すいません」
日帝「何が、あったんですか?」
村人「実は、やばい事になったんだよ!?」
焦った様子でそう言い
四人はただ事では無いと思い
質問してみる
ナチ「詳しく説明して貰っても良いですか?」
村人「実は…………………」
死神を封印してた御札が何者かによって
破かれているんだ
ナチ「!?」
イタ王「そ、それってまずい事?……」
村人「不味いってもんじゃない………
今直ぐに、避難しなくては………」
日帝「そんなに!?」
お婆さん「一体誰が御札を…………」
村人「他の人にも聞いてみると
御札を剥がしたとされる
男性一人が遺体で見つかった…………」
日帝「ッ………」
村人「君達は、死神の歴史を知らないのかい!?」
ナチ「はい…………」
村人「死神だけで、そこら辺に有る村を
破壊できるくらい凄いんだぞ!?」
日帝「破壊!?」
イタ王「えー!?かなり、まずいんね!!」
村人「嗚呼、今とにかく避難が先だ!」
お婆さん「もう戦巫女は居ない………
どうしたら…………」
村人「お婆さん、もしかしてあの戦巫女
ですか!?」
お婆さん「そうじゃ……だが今は
体力も無くなって……霊力が少ないんじゃ……」
村人「そんなッ……………」
ナチ「…………………………………」
心の中
(どうする………最悪な状況になった………)
日帝「……………………」
日帝は何かを考え意を決して発言した
日帝「私、戦います」
周りの人々「!?」
ナチ「日帝、相手がどれだけ強い相手なのか
分からない状態で行くのは危険だ」
日帝「……………………………」
ナチ「………相手は、私達が戦ってきた
人では無いんだぞ?」
日帝「分かっています……ですがその
戦巫女が居ない今、この状況を打破するのに
やはり、誰かがやらなくては………」
ナチ「……………分かった……私も行く」
イタ王「イタリーも行くよ!女の子だけで
危ない目には合わせれないからね!」
お婆さん「嗚呼!ありがとう………」
ナチ「取り敢えず、作戦を練りましょう」
村人「本当に、大丈夫なのか?………」
イタ王「一応、イタリー達は軍人だから
鍛えています!」
村人「そ、それなら大丈夫なのか?………」
お婆さん「取り敢えず、今は皆を避難させるのを
手伝って欲しい」
ナチ「分かりました、私は右に行き
避難を伝えていきます」
日帝「私は、左に」
イタ王「イタリーは、お婆さんを避難
させるんね!」
お婆さん「いや、私も残る」
イタ王「言ったでしょ?女の子を
危ない目に合わせたくないって
それに、ピッッッッッザの借りなんね!」
お婆さん「…………ありがとう………」
ナチ「良し、別れるぞ
何かあったら、ここで集合だ」
日帝・イタ王「はい・はいなんね」
タッタッタッ
数時間後
ナチ「……………もう、日もくれたか……」
心の中
(一応、全員に避難を呼び掛けたが……
日帝達は、大丈夫だろうか………)
ナチ「!」
奥に人が居ることに気がつく
ナチ「……………………………」
心の中
(あいつ……何か変な気配を感じるな………)
人?「……………………………………」
ダッ
ナチスの方向に走ってくる
ナチ「……………………………チッ」
バンッ!!
銃を取り出し
見事、命中させる
人?はそのまま倒れ消え去る
ナチ「……………………………………」
心の中
(あのお婆さんに貰った
死神さえダメージを与える銃を持っていて
良かった……………………)
?「!」
?「この霊気……戦巫女か?」
?「……………………………………」
トコトコ
?「おい、何処に行く」
?「なぁに少し、遊ぶだけだ
あの時の様にな」
?「………油断するなよ」
?「嗚呼、分かっている」ニヤ
バッ
ナチ「………………………………」
心の中
(何か……禍々しい気配を感じるな……)
ナチ「ッ!」
バンッ!
?「おっと」
ナチスが撃った銃を避ける
?「やぁ、数十年ぶりだな…………」ニコ
ナチ「……誰だ、貴様は…………」
(低音)
?「?新しい戦巫女か?」
ナチ「…………………そうだが?」
心の中
(こいつ……もしかして例の死神か?……)
?「それじゃあ、自己紹介をしよう」
初めまして新しい戦巫女
此処まで読んで頂き有り難う御座います
それでは、さようなら