テラーノベル
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コメント
7件
おお、第2話読んだよ!冒頭の「♡♡♡か♡♡♡れるか」のフレーズがここで出てくるの熱いな…。ゲームっぽいUIと現実の残酷さが混ざってて、主人公のパニックと罪悪感が生々しかった。最後のUndertaleの文字で鳥肌立ったわ。原作好きとしてこのオマージュの仕方、めっちゃ刺さる。続きが気になる🔥
#僕のヒーローアカデミア
105
その異様な光景に、腰が抜け、尻餅をついてしまう。
呼吸が荒くなり、一刻も早くここから逃げ出さなければいけないと脳みそで理解しているにも関わらず腰が抜けただ数歩分後ずさることしか出来ない。
『あっ、な…っは…ぁ?』
「大丈夫?」
『ッ!?』
後ろから声を掛けられる
『たっ、たすけ……!』
後ろを振り向き、その人に助けを求める。
「どうしたの?なにか、変な物でも見た?」
『ばけっ、バケモノが…!め、目から黄色の花…!』
「あぁ……はぁ、面倒くさいなぁ」
「てかなんで人が来るのかなぁ、ここに来る人なんてヴィランしかいないと思ったのに」
「一般人みたいだし、しかも小学生くらいのちっちゃい子」
「…まぁ、いつもみたいに消せばいいか!」
「ん〜!なんて素敵なアイディア!」
どこかで聞いたことのある言葉
『なん…ぇ、?』
「あはは!ごめんよ少年!いや少女?まぁどっちでもいいか!」
「恨まないでくれよ、この世は殺すか殺されるかなんだ!」
「恨むのならばこの世界を恨め!」
また、聞いたことのある言葉
視界が白黒になる
*敵が現れた
「ちゃんと当たらないと苦しんで死ぬよ!」
10個ほどの白く小さな球が敵の周りに現れる
あれに当たれば死ぬ、と脳が警告を鳴らしている
避けなくては。
「はぁ?なんで避けるの?バカでしょお前」
また10個ほどの球が敵の周りに現れ、自分に向かってくる
簡単に避けれる。
「チッ……さっさと当たれよ!」
敵が声を荒げて、自分に手を向けてくる
また球が現れ、さっきまでの速度とは違い早く動く
そのままだと殺される……
ならば…
この世は殺すか殺されるか
*こうげき
ほんもののナイフを手に持ち
敵の懐に近付き、ダメージを与える
「っぐ!……っそ、な…で」
*YOU WIN !
『はっ…あ……ち、が…ぁ、じぶん、じゃ…ちが、だって、ころされる、からころして…あ、う……はっ、はっ、ぁ、は、はは……は、ぁ』
視界が白黒から元に戻った
目の前には黄色の……そう、最初に見つけた人から出た黄色の花弁と同じ色をした髪で、葉っぱと同じ色の手袋をした、腹を刺された人間、そう人間だ
自分は人間を殺したんだ、ゲームみたいな感覚で、人を、生物を、殺した
『うっ…』
口を抑えて、吐くのを我慢する
気分が悪い、背筋に汗が伝う。
罪が身を蝕むように、心臓が鼓動する
心臓が痛い、服の上から心臓を潰すように服を握り締めれば硬い何かがあるのが分かる
今をそれを確認する程の余裕がない、落ち着かせるようにコンクリートの壁に背を預ける。
大丈夫、ここには誰も来ない、きっと誰も自分が殺したなんて分からない、大丈夫、大丈夫。
そう自分を安心させる様に、思考をする
数分か、数十分か、 それとも数十秒しか経っていない?
『っ……はぁ、ふぅ……大丈夫、大丈夫、大丈夫だ』
息を整えて、少し余裕が出来たら服の上から握り締めていた物を確認する。
『!』
それは、赤いハート
よく見たことがある、そうゲームで…見た事がある、何百回もこれが砕ける瞬間を
そのゲームは