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〜葉月蒼〜
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蒼とのメールを開いたけど、やっぱりなんて誘えばいいか分からない。せっかく勇気を貰ったって言うのに,,,
メールを開いては閉じて開いては閉じてを繰り返してやっとのこと送れた言葉がこれ。
蒼、明日暇?
送った瞬間既読が着いちゃった!!嬉しいけど、これじゃあ消せないよ!!こんな薄っぺらな連絡じゃダメだよね!蒼からなんて返事が返ってくるのかドキドキした状態で待つ。じっとしてられない私はベットの上をゴロゴロと転がって気をそらそうとする。
あぁ、もうちょっと可愛らしく遊びに誘えたら良かったなァ。私にそんな力があれば,,,いわゆる女子力ってやつ。
よく街で見かけるけど、あんな金髪にしたり、うぇーいみたいなテンションで写真を撮ったり、グラサン掛けたり…
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〜葉月蒼〜
いいよ〜!俺もちょうど誘おうと思ってたところだったんだァ!莉奈から言ってくれて嬉しい!
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ちょっとだけ露出が多い服とか着たり…
あっ!!蒼から返事が!?
女子力??を考えるのに集中しすぎて蒼の連絡に気付かなかった。💦返事がかえってきたことが嬉しくて、目の前に蒼がいる訳でもないのに髪の毛をサラッと整える。なんだか話をするだけで緊張しちゃう。これが恋愛かぁと他人事のように考える自分はマヌケなのだろうか。
蒼遊べるの!嬉しい。
と、とりあえずこんな感じでいいよね…??あぁ!女子力ってやっぱりわかんない。やっぱ返事する時は、
え!ほんとぉ!嬉しい〜うちも遊びたかったんだよね〜
とかがいいのかな????
…
( ‘-’ )
よし、やめとこ。
私は女子力を高めることを諦めたのだった。
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