テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※もったいないので途中までのを。完結はしません。相変わらず内容はよくわかりません※
しばらく引かれていると外に出る。
日が沈み始めていて、沈みかけの日に目を細める。
車の停めてある駐車場に着くと、黒岩が運転席側のドアに手をかけたのを見て、思わず止めに入った。
「なんだよ」
「あっ…いえ、黒岩さん疲れてるでしょうし…俺が運転しますよ」
「ハッ お前、俺が事故るとでも?」
あぁ。その通り。今のあんたに運転させるのは危険すぎる。隈を作ってコーヒーで無理矢理起きてるような人間にハンドルなんか握らせれるものか。
なーんて、やはり言えたもんじゃないので愛想笑いで誤魔化す。
「そんな事言わずに せっかくなんですから甘えたらどうです」
「…今回だけだ」
そう言うと満更でもなさそうに車のキーを投げ渡される。
「へへ、あざっす」
先に乗り込むとあとから黒岩も助手席にドカッと乱暴に乗り込んでくる。
そこで嫌味をまず一つ。
「お前の方こそ事故るんじゃねぇか」
隣で(何が面白いのかわかんねえが)笑う黒岩を横目にエンジンをかけると車を発進させる。
そういえば、目的地を聞いていなかったので、目的地を聞き道なりに沿ってゆく。
「混んでますねー」
「だな ソレでもつけて道を開けさせりゃいい」
「そこまでする必要もない気がするんすけど…」
ソレ、とはサイレンのことだ。
緊急なワケでもないし、それは違うだろう。
なので、大人しく列に従う。
ふと隣を見ると窓に頬杖をついて外を眺めている黒岩が目に入り、その黒岩はうっすら眠そうにしているようにも見える。車に揺られているせいで眠気がひどくなったのかもしれない。
「まだ距離あるし、寝たらどうです」
「バカ言え仕事中に居眠りするほど暇じゃねぇんだ」
どっかの誰かさんとは違って。だと。最後のは余計なひと言だろ。俺だって別にひましてるわけじゃねえよ。決して、決してだ。
「少しくらいバレませんって あっコレに映るとか?そんなの気にしなくたって」
ドラレコを指さしながらけらけらと笑い、場の空気を軽くしようと試みる。
すると珍しく嫌味もなにも籠もっていない、ただ単に純粋な笑い声を軽く上げた。
まさかこんなのでこの男が笑うとは思っていなかったので、逆に恐怖を覚える。
「お前は本当にバカだな バレるバレないの問題じゃねえ 仕事中に居眠りするなんて警官としてどうなんだ」
「はは、やっぱそうっすよねぇ」
「だがそうだなぁ。 これが終わったら仮眠をとるとするよ。」
「その頃にはもう夜じゃないすか?それなら署じゃなくて家のベッドの方がおすすめっす」
時の流れとは早いものだ。つい先程まで十二時だったのが、あっという間に十四時をまわっている。
ここから色々したら、それが終わる頃には定時だろう。まあでも黒岩のことだ。平気でまた残業、下手すりゃ徹夜。寝ても椅子に座った状態で顔にハンカチだけをかけて寝だすようなやつだから、関係ないのかもしれない。
とにかく寝てくれ。俺が心配してんのは黒岩の体じゃなく、寝ないと俺に向けられる殺気がナイフよりも鋭くなんだよ。
けど、眠そうに目をこすってから目頭を押さえる黒岩はきっと今、眠くて仕方がないのだろう。
「コーヒー、買っていきます?あと少し行くとコンビニあるんで、路肩に停めますね」
「ああ、頼む」
そう言うと窓を開けて風にあたり始める。
風に乗った香水が車内に広がって背筋が伸びる。
黒岩のこういう面を見ると、この人もしっかりと人間なのだと再確認させられる。
コンビニでコーヒーを買い、また車を走らせて目的地へと到着する。
着いた場所はごく普通の、いや、少し入り込んだ路地裏。
「黒岩さん 罠っつっても何するんですか」
「難しいことはしねえよ 言ったろ。ネズミおびき寄せんだ」
よくわかんない。何言ってんのこの人。
「あいつらのやりそうな事予想してやんだ たとえばだな…ここに来るように計算するとかよ」
な?簡単だろ?といわんばかりにこちらを見やる。
「まあ…警察じゃ当たり前にやることではありますけど…。 あれだけ行動パターンの透けてないやつらでやるのはむずくないですか?」
手口は似てても殺人薬物と何個も手に掛けてるグループじゃ特定が厳しい。
「ネズミも頭は悪くねぇからなあ。 警戒心のないバカな犯人だったら助かったのによ」
「ははっ、モグラの次はネズミすか おもしれぇすね」
ここまでです…中途半端にも程がありますね。
いやぁ、色々勉強してまた違ったカタチでリベンジしたいです。
ありがとうございました!
#nmmn注意
コメント
2件
いや、本当に表現の仕方が素晴らしい👏 続きもありがとう! もうずっとあなたの小説待ってる🫶