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6月中旬 体育館_____

あの事件の後も私は三井寿とは会っていない。会えるわけもない。やっぱりまだ怖いと思ってしまっている。時間をかけて克服(?)するのみだと自分でも思っているのに…

三井「わりぃ、ポカリ入れてくれ」

この男、みんなに頭を下げて謝罪をした後普通に練習に入り、普通に練習しているのである。

赤木さんも木暮さんも普通に練習するのである。

なんなら少し、いやだいぶ2人とも気合いが入っているのである。

(なんか、ある意味凄いな…)


練習後_______

宮城「話したのかよ、三井さんと」

「え、ま、まだ…」

宮城「あの人、すげー話したそうに見てんぞ」

「そんなこと言われなくても凄い思ってるよ!だってずっと視線が痛いもん!!」

宮城「だったら琴から話しかけた方が早いぞ!」

「そ、それは無理…」

宮城「は!?なんでだよ!!」

「ま、まだ怖い…から」

宮城(こいつ…また手震えてんじゃねぇかよ…しょうがねぇな〜)

クルッ(三井の方を見る宮城)

「な、何するっ…」

宮城「三井さーーん!琴が話したいことあるそうなので一緒に帰りませんかーだって!!」


は???こいつ今なんて言った?

三井寿と帰る?はにゃ????


「ちょ、そんなこと言って…」

ズン(琴の前に現れる)

三井「おう、一緒帰るぞ」


練習後_____

三井「わりぃ、待たせた」

「あ、だ、大丈夫です。」

三井「んじゃ、帰るか〜」

(いやいやいや、おかしいじゃん!なんなの!?三井寿って神経通ってない生き物なんだな?!!)


彩子「あれ、大丈夫なの…??」

宮城「だいじょーぶ!」


道中_______

(き、気まずい。気まずすぎる。なんも話さんのにこんなの無理……リョータまじ恨むから)

三井「なぁ」

「は、な、なんですか?」

三井「プハハッ‼︎‼︎お前、そんな喋り方じゃなかったろ?ま、俺のせいか…」

(そうだよ、あんたのせいだよ⁇何笑ってんだよ…)

三井「…悪かった。この間、がっかりさせたよな、怖がらせもしただろうしよ」

「……怖かったですよ。正直今も怖いですから」

三井「い、今もかよ!!琴、昔からビビリだったもんなぁ〜笑笑笑」

「…うるさい……おかえり、みっちゃん」

三井「おぅ。……ただいま」

すると、反射的に私はまた涙が出てしまった。

三井「!?!?何泣いてんだよ!!」

「うるざい!みっぢゃんのぜいだから!グスッ」

三井「な!!謝っただろうがよ!!」

「ぞういうもんじゃないがら!!めっちゃ心配しだんだよ?怖かったし、自分のことも嫌いになりかけたくらい嫌だったんだがらぁ!!!」

三井「……そんなに心配したのかよ 笑笑」

「グスッ…何か奢ってよ」

三井「しゃーねぇな、ジュース奢ってやるよ」

「一本だけ?」

三井「……アイスも」

「……許す」


こうして仲直り(?)をすることができたこの2人は、今の時点では【ただの幼馴染】である。これからの展開が気になる2人なのであります。


【お知らせ📢】

チャット形式の方では短編載せると思います!

そちらも、よければ見てください!!



バスケ男子よ、恋をせよ。

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コメント

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死にました責任取ってください(死因 てぇてぇ死)

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