テラーノベル
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近づいている…
扉が開く瞬間北斗が口を塞ぎ俺の影で胸を貫く
阿部から通信が入る
阿部 照、ふっか合流、敵複数が侵入したおよそ
十人、ほぼ能力者だ
照 外は俺とふっかがやる、他の者は侵入者の排除をしろっ
ラウ ちょっとこっち手こずってるからゴメンッ
屋上ではラウと康二が一人の能力者と対峙
康二 コイツラウールと同じ能力か?
R お前廃棄処分されて無かったのかよ、
元被検体コードRだった失敗作
ラウ お陰様で元気だよ
R だいぶお疲れみたいだけどな失敗作、さっさとクタバレ!!
ラウ 康二君行くよっ
康二 あいよっ
敵が放つ無数の砲弾、その芯を康二の磁力を帯びた岩石が取り囲み軌道を変える、その隙を縫ってラウールの 千を超える銃弾の雨
R なんで…失敗作が…
ラウ 一人だと失敗作だったかもね、でも俺は一人じゃないから
康二 せやで、ラウールは強いんや
ラウ さ、康二君下に行こう
翔太 涼太っ大丈夫かっ
涼太 これくらい平気、翔太来るよっ
こちらに向かってくる複数の敵 涼太の氷が刺さっても止まらない
涼太 翔太、アレやるよ
翔太 おう、やってやんぜ
翔太が生み出す猛毒の花、それを涼太の氷が包み槍のようにして敵を貫く
痛みを感じない敵も一瞬で絶命する毒が体の中に巡る
涼太 上手くいったね
北斗 気配がする…だがおかしい…
w こんな所に隠れるなんて余程大事な物を隠してますね
声の方向に攻撃するが手ごたえが無い
w 闇?影か?同じタイプには効きませんよ
同じタイプ?こいつも?
その時大介に貼り付けた影が震える
微かに聞こえる大介の声
佐久間 嫌…この声…怖い…
突然訓練場の照明がつく
扉の位置に男が二人
一人は高級そうなスーツに身を包み、もう一人はその後ろに膝をついている
w ボス、あの端に
ボスと呼ばれた男が指をクイッとあげると大介達にかかっていたコートが宙を舞う
ボス これは可愛いらしいお嬢さん達だ
大我 お嬢さんじゃねえっ
ボス 威勢のいい、そちらのピンクのお嬢さんは随分怯えてらっしゃる
頭を抱えカタカタ震える大介
その時イヤーカフから
阿部 目黒、北斗、そいつ残党のボスだ
しかもお前等と同じ闇系の能力者、そして照の情報では佐久間とラウールのいた研究所のトップだ
北斗 ラスボスって訳ね…
大介の怯えの理由は過去を思い出したからか
ヤバい、早く仕留めなければ
北斗君の闇が床一面に広がる、 敵の足元近くまで
俺は一気に影で攻撃するが
w ボス…何故…
手下の男を盾にしてふせがれた
ボス こんな攻撃、甘いですね
手下の男が倒れた瞬間ボスが消えた
北斗 何処だっ
ボス 怯えたお嬢さん、お顔を見せてみなさい
大介の髪を掴み顔を上げさせる
目黒 いつの間にっ
大介と大我の所に移動していた
ボス この顔のホクロ、まさか…
大介のシャツが黒い影のような物で引き裂かれる
佐久間 いやぁっ
ボス この首元のホクロ…やはり生きていたのですね、D
目黒 大介を離せっ
影で攻撃するが奴の中に吸い込まれる
目黒 なに!!
北斗 まるでブラックホール
ボス ちょっと静かにしなさい
奴が手を軽く振ると俺達は弾き飛ばされ壁に打ち付けられる
目黒 グアッ…なにが…
佐久間 蓮っ!!
大我 佐久間君を離してっ
北斗 やめろっ大我っ
大我君が持っていた剣で攻撃しようとするが俺達と同じように弾き飛ばされる
北斗 大我っ無茶するなっ
ボス Zの能力が無効化されていた、とうとう覚醒したんですね、見せなさい
大介をうつ伏せに押し倒し背中の紋様を確認しようとするがそこには俺の影だがそれも奴に吸い込まれる
ボス 紋様は出ていない…ならば
奴が手にした見覚えのあるアンプルが大介の口へ
目黒 やめろ〜!!
ふっか 佐久間っ
俺の叫びと同時に聞こえるふっかさんの声
すると大介の指にはまっていた指輪が 蛇に戻り
アンプルを噛み砕く
照 馬鹿野郎、何やってんだ!!精神繋げたままだぞっ
ふっか 少しだから、だが早目に終わらせてくれ
ボス 割れてしまいましたね、でも少しでも効果は出るでしょう
床に溢れた雫を指に取り大介の口へ入れる
ガリッ 奴が入れた指を大介が噛む
ボス 私に逆らうとは
佐久間 お前なんかのっ言いなりになんてならないっ
パアンッと響く頬を打つ音
ボス いい子にしていれば痛い思いはしなくて良かったのに、薬の効きを待つつもりでしたが
奴から出た黒い刃物が大介の服を全て切り刻む
所々切れて血が滲んでいる
目黒 やめろっ何をする気だ!!
体に付いた赤い跡をなぞり
ボス 気持ちが昂る事で浮き上がる紋様ですが、これは男を知った体ですね?
佐久間 いやっ離してっ蓮〜!!
ボス お前がか…目の前で他の男に汚される屈辱を
味わえ
目黒 大介〜っ
影がダメなら蔦で
奴に蔦を巻き付けこちらに引き寄せる
渾身の拳を打ち込むが受け止められる
ボス 少し静かにしろっ
目黒 ぐはぁっ
奴の手が鋭い剣の形になり俺の腹を貫く
崩れ落ちた俺の周りに血が広がってゆく
圧倒的な力の差
佐久間 いやっ…蓮…れん〜!!
戦闘シーンって難しい…下手くそですいません
コメント
2件
読み終わりました……いや、もう、胸が締め付けられる回でしたね。ラウと康二の連携は「一人じゃない」って言葉が本当に効いてて、序盤からぐっときました。でも後半のボス登場からの流れ、大介を巡る緊張感が凄まじかったです。特に目黒さんが渾身の一撃を打ち込むも受け止められて貫かれる場面、無力感と絶望がひしひしと伝わってきました。「力の差」というタイトル、まさにその通りの展開で苦しいです。大介の過去と今が重なる構成、ゾクゾクしました。続きが猛烈に気になります!
ゆんしょ
6,223