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ふらっと静かな洗面所で自分を見つめた。
俺は顔以外ほとんど肌を出していない。
「今気づいなぁ…」
頭には眼帯と被り物
首には俺にちょっとサイズがあっていない大きめのスカーフ
身体にはいつものコートとピシッとした黒いズボン
手には黒い手袋。
別に眼帯と被り物以外はどれか外しても全然構わないがこの2つだけは外したくない。
この2つだけは欠かせない。もう俺のイメージにもなっている2つ。
被り物の下には赤に青をが染まっている肌。これを見せるのは中々の苦。まぁこれを苦にしたのは自分だ。
けど、青だけかあったのは前のことだ。今はちょっとやり過ぎで包帯を付けている。
傷だらけの姿を見てみた人はどう思うだろうか。 これを見るのも見せるのもしたくない。 だって、俺の性格のイメージが崩れてしまう。
そして眼帯は俺の壊れて使いもんにならなくなった目を隠すためだ。
今の俺の目は赤黒に黄色のグラデーションのような見た目で、星がちりばめられている。
まぁあとは…
「心の傷を隠すためだな。」
「なんで辛い過去は覚えているのだろう。」
あれは俺が唯一父さんに対して恐怖に溺れた時。
父さんが俺の目を壊したんだ。今はもう傷は治ってるけど、心の傷は中々治らないもんだ。
今はこれもあいの証拠として流すしかない。
「…なんかもういいや、久しぶりに外行こ」
投げ出すためには外が一番だ。 だって外は俺の全てを受け取ってくれるから。
どんな時でも外は見守ってくれた。
そして、涙も流してくれた。その後はたまに綺麗なものを見してくれる。
「はぁ…あいつらに会わないといいが。」
外はいつも通り静かで、俺も過ごしやすい。
「…やっぱり慣れないな。」
滅多に外に出ていないからか、少し緊張する。
今は誰とも話したくない。今だけはひとりで居させてくれ。
「寒っ…」
これでも結構囲んだはずだが…でもまぁ、居心地があまり良くない家よりかは良いか。
「…っ」
ただ自分はフラフラ歩くだけだった。どこにも行かず、目的地はない。誰も会わないようにと願った。
『っ…!まじかよ…』
まぁ、そこに家族が居たけどね。
🇷🇺「っ…!まじかよ…」
帰ってる途中にあいつを見た。捕まるかと思いきや、俺たちをスルーして行った。
こんなことは今まで無かった。
🇺🇦「…なんか様子変じゃない?」
🇧🇾「気のせいでしょ、あいつのことだから放っておこうよ。」
🇺🇦「それもそうだね。」