テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
47
#ミステリー
鬼霧宗作
686
みおん
5,211
コメント
2件
コメントありがとうございます🤡 見所あるコンビとして登場しておりますので、嬉しく思います♪ 次の開演もお楽しみください🎪
おおおおお!!第4話読んだよー!!✨✨ 小山さんと後輩くんのコンビ、ザ・ベテラン×新人って感じでめっちゃ好きだわ〜😭💕特に「顔に書いてあんだよ!」の流れ、あるあるすぎてクスッときたwww あと被害者がめっちゃ嫌われてたってとこ、伏線っぽくてゾクゾクするね…!「クソらしく相応しい最後」ってセリフ、重すぎて鳥肌立ったよ…。続き気になりすぎるから早く更新してくれ~~!!🔥🔥🔥
俺と小山さんは小田さんの家を後にした。「いいんですか? 現場の写真や資料を見せちゃって」
いつものことだけど。
「さっきも言っただろ? こまけぇことは気にすんな」
いや、細かいことじゃないだろ。
だから毎回始末書書く派目になるんだよ。
「なあ今、『だから毎回始末書書くんだよ』って、思っただろ?」
「……なんでわかったんですか?」
超能力者か?この人は。
「馬鹿野郎! 顔に書いてあんだよ!」
顔に出てたのか……。
それは気をつけないとな。
「あいつからは不穏な匂いがするな。小田は大沢に浮気されて捨てられてんだ。1年かけて準備してきたってこともありうるだろ?」
「それは考え過ぎじゃないですか? 害者は2人とも職場の同僚や近隣住民への態度が悪く、周りから反感食らってたんですよ。それに虚言癖があって、平気で嘘をつくような人間だったようですし」
「ああ。あいつらの嫌われようは酷かった。害者の関係者に話を聞いた中で過去1番だったな!」
みんな悲しむどころか怒ったり、嘲笑ったりしていた。
確かにこれまで最も嫌われている被害者だったかもしれない。
「はい……。被害者なのにすごい言われ方してましたね」
死んで精々したとか。
「まあ仕方がねぇよ。きっとクソみたいな生活を送ってきたんだろ。クソはクソらしく、相応しい最後だったってことだ」
「それ署内で言うのはやめてくださいね」
俺も巻き込まれるのはごめんだ。
「わかってらぁ」
ほんとか?
いつも平気で不謹慎なこと言うから、署内の評判はあまり良く無いんだが。
「そういえば、家賃が滞納されていた第1発見者の大家も怪しいですよ。それなりに金を稼いでるにもかかわらず、金遣いが荒く、家賃を期限通りに払ってくれないって困っていたみたいですし」
滞納されたあげくに死なれたから大家も落ち込んでいたな。
「ああ。里部が調子乗ってローンで高級車を買ったんだってな。しかもすぐに事故って廃棄。借金抱えてるくせに2人揃って金遣いが荒かったようだな」
里部は確か22歳。
いくらそこそこ稼いでいるからといって、まだ若いのに高級車のローンなんて……。
無謀にもほどがある。
「ええ……。それに大麻も」
現場で大麻が何本か発見されたのだ。
「やることやってるよな。あいつら」
「ええ、ほんとに…」
借金に大麻か。
職場や近隣住民への対応。
あの紙に書かれている通り、多くの人に迷惑をかけてきたんだろう。
「他に暴力団が関わっているとかは? 例えば……毒島組とか怪しくないですか?」
東京で幅を利かせてる暴力団だ。
いくつもの組を傘下にもち、半グレを使うなどして裏で色々と悪事を行っているのだ。
「それは無いな」
即答された。
「何故です?」
「あいつらは慎重さで大きくなった組織だ。半グレも使うのも足がつかないようにするためさ。こんなトチ狂った方法で人を殺したりしねえよ」
「ま、まあ確かに」
今まで関係はあったんじゃないか程度で、捜査できなかった前例は決して少なくない。
「とりあえずその線は無いとして、まだあたっていない関係者のところに行くか! 徹底的に調べるぞ」
小山さんの徹底的はただのやりすぎなんだよな。
また顔に出そうになり、それをなんとか誤魔化そうとする。
「わかりました……ただ気になりますよね。何故犯人はあんな殺し方をしたんでしょう?」
「知るかアホ。頭がおかしいやつの考えてることなんて……俺らも頭がおかしくなれば犯人の気持ちや言い分がわかるんじゃねえの?」
「……それは嫌ですね」
「ああ、俺もだ。ほら行くぞ」
「はい」
俺は小山さんと再び聞き込みにまわった。