「そんな事して良いの?」
由美はそっと離れた。
「今はお前の温もりが欲しい。」道夫は由美にキスをしようとした瞬間スマホが鳴った。
「ほら出なよ。」
仕方なくスマホを開くと豊から通知がきていた。
「仲直りしたいから俺の家に来てか…。」
「彼氏裏切って私に手を出した事後悔しなよ。」渋々豊の家に向かった道夫は内心由美の肌が恋しいと思ったが心を落ち着かせインターホンを鳴らした。
「来てくれたんだね。」
「おう。」
豊は嬉しそうに抱きしめたが
道夫の服に女性の香水の匂いがしたのに気づいた。
「ねぇさっき女の所に行ってたの?」
「行った。」道夫は胸が苦しかった豊を裏切ろうとした自分を責めた。
「そう…エッチした?」
「いいやしてないよ。」
ぎゅっと抱き寄せて首筋にキスをした。
「道夫…素直になって。」
「ごめん。」様子を見に来た
由美は微笑んだ。
「豊…セックスしたい…。」
「良いよ気持ちよくなろ。」
二人は寝室に入りお互いの体を探りながら愛し合った。
「ん…♡」
「道夫の喘ぎ声可愛いよ…♡」
豊に囁かれ「はぁ…♡」と吐息を漏らした。
「あっ…♡道夫…そこ…敏感なの…♡」
豊の胸を舐め回わした。
「はぁ…ん…♡」
二人は朝までセックスを楽しんだ。
目を覚ますと道夫の姿がなく
机に「愛してる。」と書かれた手紙が置いてあった。
「道夫…。」豊は泣き笑いをした。
「尾見君彼氏と仲直り出来た?」
「おう。」由美はその言葉に安堵した。
7話へ続く
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