テラーノベル
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(何このふわふわ?)
メンヘラは雲の上にいた。
(えーと…。確かサイコパスに殺されたんだっけ?)
メンヘラがそう思っていると近くにサイコパスもいた。
「ねぇ。」
メンヘラがサイコパスに話しかけた。
「私のこと嫌いなの?」
「何だよ急に。別に嫌いではない。」
「じゃあ好きなの?」
「別に好きでもない。」
「何で?一緒にセ○クスしたじゃん!」
「セ○クスして好きになるわけではない。お前にはチャライがいるだろ。」
「チャライくんは仮だよ。」
(仮…。そう仮だよ…。)
なぜか自分で言った言葉が胸に突き刺さったような気がした。
そのまま沈黙が続いていると誰かの声が聞こえた。
「ストーップ!ケンカはダメだよ!」
陽キャだった。
「別にケンカはしてない…。」
サイコパスが言った。
(何で陽キャがいるんだ?)
メンヘラがそう思っていると陽キャが指を指した。
「ご、ごめん。でもさほら。悲しみくんが泣いちゃうし。」
そう言ってメンヘラとサイコパスが悲しみの方を向くと悲しみは泣きそうになっていた。
「嫉妬…?」
サイコパスは驚いたように言った。
(いや…。何言ってんの?とうとう頭おかしくなったの?)
そうメンヘラが思っていると サイコパスが悲しみから目を離した。
「俺は少し一人になる。」
そう言ってメンヘラをおいて行った。
(陽キャと話したことないし気まずいから…。)
「じゃあ私も一人になろうかな。」
そう言ってメンヘラもどこかに行った。
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