7話!!!
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Ares視点です!
スタート!!
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カナさんの名前が出て思いっきり走ってしまった…、今は会う気になれないからだ…いつか、会えたら…
そもそもあいつらは誰なんだ…、ここの世界では無いと思う、
ここは、エイプリルフールの街…嘘の街とでも言おうか、まぁ、正式名称はロージゴーラト
この世界では様々な人がいる…説明は一旦いいだろう、
そんなこんなで俺は走ってたそしたら、
ドンッ!と誰かとぶつかった
「いっ…」
「おい、ねぇちゃん、どこ向いて歩いてんだ?」
「男の子なんだけど…」
「あ?こんな見た目して男はないだろw」
うぜぇヤツにぶつかってしまった…、
人の話聞かないタイプだ…だるい
今すぐ殺したいが、人が沢山いる…やめよう
「おい無視すんなよ」
「よく見たらおねぇさんスタイルいいじゃん」
「ぶつかった代償としてさ…」
はー、キモイ…まじで、殴りてぇ…
「え?なになに?震えてんの?可愛いね〜w」
嘘だろ…こいつを前にして震えるとか、ありえないのに…、
こういうのはなれてるはずなのに…
「ねぇちゃん大丈夫〜?w」
「女じゃないんですけど…」
発言して分かった、俺相当怖いんだろう…
声が震えていた、泣くかのように…、
「へぇ、震えてんねーそそるわー」
もう、怖い、助けて誰か…
「たすけて…」
小さい声で言った、
「大丈夫か!?」
聞いたことのある声…安心できる落ち着きのある声
「ひ、ひばりさん?」
「ん!助けに来たよ〜!!」
「なんだよ、お前!!」
「こいつ、俺のなんで」
そういいながら、ひょいっと俺をお姫様抱っこで持ち上げては、その場を離れる
「このままランドリーに戻るか」
ランドリー…きっとあそこの名前だろう…
「やだ!!…」
「うぇ!?、いや?わかった」
カナさんたちと顔を合わせたくない…あそこに行きたくない…、
どう言われるか分からない、
「ねぇ、君名前は?」
この人になら…いってもいいか、きっと…大丈夫
「…Ares」
「あれすかー!あれすさ、何があったの?」
この人になら話していいと思えた…、
きっと味方だ、
だから今まで起きたこと全て話した、
ずっと目を見て話を聞いてくれた
人殺しなんて、一般人が聞けば、パニックになるものを、話し終えた時なんて
「そっか、お前は悪くないよ」
って、優しく抱きしめてくれた
居心地が良くて気づいたら泣いていた
泣いたのは久々だ、
「あれす、」
「ん?」
「戻ってさ事情話そうよ」
「怖いかもだけど、そんときは俺がいるし」
何故だろう…こんなにも心地よいのは…、
何故か勇気を貰える…
眩しいまるで夏場の太陽だ、
「うん…」
そう返事すると彼はにこっと笑顔で笑った
彼の笑顔は眩しすぎて、直視できない感じがあった、
きっと誰にでもこんな感じなんだろう、
友達に欲しいランキングtop5に乗ってそうなタイプだ…
俺には関係ないけど
その後、彼と話しながらランドリーに戻ってる
彼が言うにはランドリーには、セイラさんもカナさんもいるらしい…、
怖いが頑張って話そうと、かれの服をつかみながら歩いた、