テラーノベル
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傍から見たらカップルにも見えるrm4
※恋愛感情なし 微BL
寄宿パロ
※モブ視点
セラフと四季凪は付き合ってるのではないか。 そんな考えがまた頭に浮かんでくる。 何度同じことを考えたのだろうか。 でも、そう思っても仕方がないのだ。 友達と言うには距離が近すぎるのだ。
ガタッ
四限目の授業が終わり、クラス内が賑やかになり始めた頃、四季凪が席を立った。 それを見たセラフも続くように席を立つ。
「アキラ、どこ行くの」
「ん?あぁ、ちょっと職員室に書類を提出しに」
「俺も行く。」
「ん。昼何食う?」
「んー、アキラに合わせるよ。何食べたい?」
「そうだなー、うーん」
そんなたわいもない話をしながら2人は並んで教室から出ていった。 四季凪の行くところにセラフは当たり前かのように着いていく。 それにプラスして食べたいものを四季凪に合わせている。 まるでしごでき彼氏だ。 四季凪もそれに慣れているのか、断ることもせずそのままにする。 これ以外にも、
「アキラお腹すいた。」
「食べさしでいいなら1口いるか?」
「欲しい。」
「はいよ」
「どう?私、最近これ好きなんだけどー」
「美味しいよ。俺もこれ好きかも。」
「お、良かった。」
四季凪が口にしたものを気にすることなく食べるセラフ。 そういえばセラフが四季凪以外の人から貰ったものを食べているのを見た事がない。 風楽や雲雀から食べ物を貰っているのはよく見る気がするが、どれも未開封だった
。四季凪が好きだと言ったものをわざわざ口に出して好きだと言うところもカップルに見えてしまう。
「アキラ、寝ろ」
「後少しだけ、」
「睡眠削りすぎ。また倒れるぞ。」
「ママかよお前は。」
「はい没収〜」
「あ”、メガネとんな!」
最近寝れていないのかクマが酷い四季凪。 生徒会に入っているため、その仕事が忙しいのだろう。 セラフは四季凪のメガネを取り強制的に机に伏せさせ、自分の着ていた上着を四季凪の背中にかける。 数分後には四季凪は寝ていて、隣でセラフは本を読んでいる。 こんな風に、何となくカップルっぽい雰囲気を醸し出しているのだ。
「セラー、アキラー、いるー?」
またまた2人が席を外している時に風楽と雲雀が教室にやってきた。 2人は他クラスだが仲が良いのかたまにうちのクラスにやってくる。 風楽と四季凪は生徒会で一緒なので、そこの接点なのだろうか。
「今いないよ。ってか、2人に聞きたいことあんだけどいい?」
俺は、風楽と雲雀のいる後ろ扉に1番近い席に座っていたため、2人がいないことを伝えた。俺は思い切ってこの2人に真相を聞いてみることにした。
「あー、付き合ってないよ。」
「まあ、見えなくは無いよなー」
「俺らもたまーに、あれってなる時あるよ」
「わっかるー」
風楽と雲雀は付き合ってないとキッパリいった。
「お互い”普通”の距離感があんま分かってないから、くっついててもなんも思わんのかもしれんな。」
「”普通”?それってどういう…」
「あー…まあ、俺らも距離近いし?それ見てるからそれが当たり前、見たいな?」
「あ、そそ!!」
雲雀の言葉をカバーするように、風楽は少しはぐらかしつつ言った。
セラフと四季凪は”普通”ではないなにかなのだろうか。
でもこちらから見るにただの男子学生に過ぎない。
気になるが、掘り下げる勇気はない。
「…まあ、本当に付き合っていたとしても、俺は2人がいいならいいかな!後、直接報告してくるまでは何も知らない振りを続けるよ。」
「俺も、俺も!!」
間を開けて風楽はそう言った。
少し躊躇いもあるのだろう。
そんなこと関係なく、雲雀は元気よく手を挙げて言った。
ちょうどその後2人が帰ってきて、俺と一緒にいた2人はそちらに吸い込まれるようにして行ってしまった。
「”普通”か、」
2人の言い方的にあの風楽たちも、四季凪たちもその”普通”の中にはいないのだろう。
あの外側の中には何が隠されているのだろうか。
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初小説いかがだったでしょうか!?
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それでは〜
コメント
1件
あっと、読み終わった…!モブ視点っていうのがいいですね。クラスメイトから見たセラフと四季凪の距離感、確かに“カップルにしか見えない”描写が丁寧で納得しました。一緒に食べるシーンとか、メガネ取り上げて寝かせる流れとか、しごでき彼氏そのものじゃないですか(笑)。風楽と雲雀の「普通の距離感がわかってない」って返しも気になるな…。彼ら自身も“普通”じゃない匂わせ方をしてて、そこに引っかかりました。続きが気になります!
#vlt
うな。
30
サトウ
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