テラーノベル
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登場人物
(数伏 もも) (井代炉 未咲)(狩野咲 せつな)
もも「せつなー、この機械火力間違ってたわよ?」
ももの指摘に、せつなは機械を点検する手を止めて、横目でももを見た。
せつな「おかしいなぁ、ちゃんとテストもしたんだよ」
ももは、さっき処理した彩世をゴミ袋に入る大きさにするため、ノコギリを引いていた。
ギリ⋯ギリ⋯という不快な音が、部屋に響き、足元には、既に切り分けられたそれが無造作に転がっている。
横では、せつながカチャカチャと音を立てている。
黙々とした手つきで作業していたが、 ライトで細部を照らしながらも、せつなはずっと眉を寄せていた。
せつなの様子に、未咲は手を止めた。
ももが切り落としたモノをそのままに、せつなの横に中腰になる。
未咲「彩世が電気通しやすかったって可能性もあるんじゃない?」
未咲の一言に、ももは気になることを思い出した
もも「テストしたって言ってたけど、あんた誰にテストさせたの?」
ゴミ袋にドサッと切り分けたものを入れると、点検しているせつなの横に座った
せつな「えっとねー、博士に手伝ってもらったよ。腰痛が治ったって言ってた」
もも「あんた何してんの?」
ももはポカンと口を開け、唖然とした
ももの様子を見て、未咲も苦笑いを浮かべるしかなかった
もも「あの人は丈夫すぎるからダメじゃない、頼む相手間違えてんのよ⋯」
ペシッとせつなにデコピンすると、ももは一つ大きなため息をして立ち上がった
未咲「次はテストする時は、僕とかきくちゃんに頼もうね?」
未咲は、諭すように話すとまとめたゴミ袋をガサッと持ち上げた
せつなも素直にはーいと返事をすると、何事もなかった様子で同じようにゴミ袋を持ち上げた
コメント
2件
今回の彩世の状態見て驚きましたけど、よく考えたらここはそういう所でしたね! というか博士凄く頑丈ですね!この刑務所は面接か何かに異能の欄でもありそうですね(笑)
11
松下一成
海