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がちで天才
ワンクッション
腐じゃない
ご本人様とは関係御座いません。
なんでも許せる方は見ていってください
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【 しにがみ視点 】
sn 『 か…,帰らせてください。 』
そう言うと共にぴくとさんは一瞬驚いた顔を見せた。
sn 『 僕だってこんなお遊びに付き合ってる場合じゃない。 』
『 門限だってとっくに過ぎてる,貴方のせいで 』
『 怒られる?虐待?別にもうどうでもいいですし… 』
ぴくとさんを無視しながら話していると,
他の人もそれに乗ったのか次々と話し始めた
kn 「 まぁ親元を離れればいいし,縛られなくてもいい…決意できただけかな 」
「 ただ僕は“ 見えたモノ ”を描くだけだし 」
pkt 「 まっ… 」
syp 「 そうですね,あんな人に囚われなくても良かった。 」
sm 「 その通り…ですね, 」
兄さんは黙っているだけだったが,
他の人は意見を出し,椅子を立った。
syp 「 お食事などは感謝致します。」
ショッピさんが言葉を続けようとした瞬間,
ガタッと視界が低くなった。
sn 『 いっ゙ 』
体に力が入らなくて,
ただ地にへばりついている
pkt 「 残念だけど,生憎君たちはもう帰れないよ。 」
「 あーあ,せっかく優しく言ってあげてたのに 」
ni 「 は,それってどういう…__ 」
pkt 「 そのまんま。 」
「 というか,君達親に売られたからここに居るんだよ 」
syp 「 なっ…!! 」
pkt 「 ねぇ,ちゃんとこっちの話聞いてくれない? 」
確かに,ぴくとさんの話を僕達は聞こうともしなかったし,
なんなら遮っていた。
こう言われるのもまぁ子供の僕だからでもある
現に,言い出したのは僕だし……。
pkt 「 …いい? 」
sn 『 は,い… 』
そういうと口を開いて,話し始めた。
pkt 「 …さっきも言った通り,君達は売られた。 」
「 でもそれには訳がある。何か分かる人いるかな? 」
ni 「 …ただ単に要らなかったからぴくとさんに売った,? 」
sm 「 偶然居合わせたと考えても,この人数は難しいだろうし… 」
pkt 「 んー!惜しい! 」
「 正解は僕から直接買った,売ったって言ったのがちょっと悪かったかなー? 」
「 いやでも同意の元だしー,売ったのには変わりないか 」
どうせ迷わず売ったんだろうなーなんて,
そんな本音は心の奥底に仕舞った。
だって売られたってことはあいつと家族じゃないし,
pkt 「 あ,親に君達の記憶は一切残ってないよ 」
「 消したし,それも同意の元。 」
ni 「 それは,もう完全に家族じゃない赤の他人って事か…? 」
sn 「 そうなると…もう僕は“ 神死 ”じゃないですね。」
pkt 「 ま,つまりそういうこと!もう君達は幸せに暮らせるよ! 」
sm 「 …本当。 」
pkt 「 この話をした後だからもう1回言うね。 」
そういうと改まったように息を吸った。
pkt 「 僕は,君達を保護したい。 」
「 いいかな, 」
少し照れくさそうにするぴくとさん,僕はこくり,と小さく頷いた。
kn 「 …はい, 」
pkt 「 いい返事だ…!ありがとう。 」
皆が同意した所で,疲れたのか僕の意識は暗闇へと落ちてゆく。
嗚呼,おやすみなさい。