目黒「君、見かけないね 、、転入生?」
渡辺 『そーですけど 、』
目黒 「へぇ ー」
「君 、種族は?」
ん、??種族 、、
渡辺 『、ヴァンパイアですけど、』
目黒 「、そっかー」
そう言い残し目黒とか言うやつは
来た道を戻り 、 俺一人だけが残った 。
渡辺『なんだったんだよ、、』
渡辺 『、、んっ、、?』
重々しい目を開け 、ふと
窓の外を覗くと 、、
渡辺 『真っ暗じゃんッ、、』
辺りは一面 真っ暗で 、真ん中らへんには赤い
満月が怪しく 、夜空を照らしている 。
渡辺 『、、ぇ、月って赤い、、の、?』
普通 、 月って黄色で、、
結構遠い位置にあったような、、、
なんか、もう目の前に月があるんですけど、?
キーンコーン 、、
渡辺『ぉわっ?! チャ、チャイム、?』
チャイムというよりかは、、鐘、?
丁度、門に入る時 、高台の上には鐘の塔があったからな、
んー、、
[ゥ”ゥ”“、、 ]
渡辺『、、猛獣、?』
もう俺の心はキャパオーバーだよ、、
何、?この唸り声、、怖すぎるんだけど、?
渡辺 『は、早く、、寮に行かなきゃなー、』
俺は足早に 、階段を駆け降り
渡辺 『はぁ、、はぁ、、、』
渡辺 『ふぅ、、此処が寮、か、?』
案外、俺がいた所から 、 寮との塔は繋がっていて物の数秒で着いてしまった
渡辺『俺の部屋番号って、、なんだ、、?』
────────────────────────────
コン…コン … 、、、
渡辺 『ん、?』
窓側から、叩くような音がして 隣の窓を見ると、、、、
??「開けて、ほしいんやけど、、、」
渡辺 『、、、、すぅー、、』
其処にはケモ耳?、、いや、、もう
完全に狼、うん、、狼男が、、居た 。
??「ほんまに助かったわ 〜 、」
「監視カメラに映らんようにドアからは入れへんから、困っとったんよ〜、」
渡辺 『ぃ、いぇー、、それ程でも、、』
?? 「あ!俺は3年の向井康二やでッ!」
「これでも一応 、生徒会長やでー?」
渡辺 『へ、へぇー、、』
そんなことはどうでもいい、、
俺は一刻も早くこの場から離れたい 、、
目の前に狼男なんか居たら、、
冷静な判断なんかできねぇだろ、、
まして、生徒会長とか、、
ん、?生徒会長、……………、??
渡辺 『ぁ、あのー、俺、今日転入してきて、部屋番号って、分かったり、、します、?』
向井 「もちろんっ!ぇーっと、確かメモしとったような、、」
そう言うと向井康二とかいう生徒会長はスマホを取り出し 弄っていると、、
向井 「君は 〜 、めめと同室やで 〜」
渡辺 『、めめ、???』
向井「2年生の目黒蓮っちゅう男の子や ~」
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