テラーノベル
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#プロセカ二次創作
#彰杏
#プロジェクトセカイカラフルステージ!feat.初音ミク
(寧々視点)
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幼い頃、私達は近所に住んでいてよく一緒に遊んでいた。でも、その頃は類への恋愛感情は私には一つもなく、ただの幼なじみとしか思っていなかった。でも、高校生になって今、私は類が…なぜか好きになってきたんだ。いつも変な発明品ばかり作っていて、司とペア組んで変人ワンツーとして有名になったり…なんだか類らしいなと思ったり、彼の事を考えるとついドキドキしてしまうということがどんどん増えていた。
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寧々「ふわぁ…もう朝?」
朝、いつものように目覚ましが鳴り響いた。耳に入ってくるチリチリとした音を聞く度に、今日も学校へ行く。だけど類と会えるならいい。最近そう思うと眠くてもなんだか学校へ行きたくなるようになった。急いで準備をして、制服を着た後、玄関のドアを開けて外に出る。天気は快晴。とてもいい気分で行ける。そう思いながら軽くステップをして歩いて学校へ向かった。
歩いてる途中、私と同じくらいの男女が歩いているのを見た。カップルなのかは分からないが、二人とも幸せそうに横並びで歩いている。
寧々(とても…幸せそうだな…)
そう思いながら、一旦目を逸らそうと思った時、女性のカバンに付いているピンク色のくまが右半分のハートを持ったかわいいキーホルダーが目に入った。男性の方のカバンもついでに見てみると、男性のカバンには左半分のハートを持ったくまのキーホルダーが付いていた。女性は右半分のハート。男性は左半分…合わせるとハートになる…
寧々(え…!?もしかしてあの二人…!)
私はすぐに気づいた。これはカップルなどが持っている、流行りの(?)ニコイチキーホルダーだと。
偶然にも二人がつけていたそのキーホルダー二つが大きく揺れてくっつき、ハートになった。
寧々(あ…!)
思わず声が出そうになった。だがなんとかのみ込む事ができた。その時、カップルの2人がお互いになんか動きづらいと言っているのが聞こえた。その後、2人は後ろを振り返った。
女性「待って!キーホルダーがくっついてる!(笑)」
男性「わわ!本当だー!どうりで動きづらいと思った(笑)」
女性「私達、カップルだからこういうこともあるんだね(笑)」
男性「そうだね。」
2人「あははは♪」
寧々「…やっぱカップルだったんだ…」
あの男女がいなくなった時、一人歩きながらそう思った。あんなに仲良さそうに歩いているならカップル確定だよね。私達もそうなったらいいのにな…と、少し羨ましく感じた。
…でもそれが運命を大きく動かすアイテムだと言うことを…今の私は知る由もなかった。
それから歩いて5分後、神山高校に到着した。今日もいい学校生活ができるといいな。
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(類視点)
僕はかつて、幼少期から機械作りなどの発明を趣味でよくやっていた。だが、僕の発明で人々を傷つけたりしまったせいで、仲間は去り、周囲の人から変人扱いをされた。それでも僕は人を楽しませたいという思いが強く、発明をやめなかった。そのおかげで、発明を楽しんでくれる仲間を見つけた。ワンダショの演出などでも過去を見直し、安全には気をつけているつもりだが、一部の演出を提案すると、司くんは危険といつも言うが、えむくんはとても楽しそうだと目を輝かせて言ってくれる。寧々も司くんと同じように大丈夫なのかと心配したりしているが、時々彼女が笑ってくれる事もある。僕はそんな寧々の笑顔が好きだ。あの悲惨な過去なんかもう水に流そうと思う。
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ある日の事だった。僕は一人技術室でロボットを作っていた。技術室内には誰もいない。中にいるのは僕一人だ。パーツを組み立てている時、技術室のドアが開く音がした。そこに入ってきたのは…なんと寧々だった。僕は寧々に話しかけた。
類「やぁ寧々。おはよう。」
寧々「お、おはよう。」
寧々は人と話すことが苦手だ。だが僕と親しく話してくれる。えむくんや司くんにも同じだ。
寧々「類…またロボット作ってるの…?」
類「あぁ、そうだよ。どうだい?ハートを持ったくまのロボットだ。」
寧々「え…?ハートを持った…くま…?」
寧々はこれに見覚えがあるかのように目を丸くして驚いた。なぜこれに反応したのだろうか…?僕は彼女に見覚えあるか聞きたかったが、あまり深掘りはしないことにした。
寧々「…すごく可愛いロボットだね。完成が楽しみだね。じゃあ、私戻るね。」
類「(ドクン…///)ありがとう寧々。もう少し頑張って見るよ。」
一度だけ、僕の心臓がドクンと鳴った気がした。なぜだろうか…?
類「心臓がドクンと鳴った…?気のせいかな。」
僕は気のせいだと思い込み、ロボット作りの続きを黙々とやった。完成は多分早いと思う。
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(寧々視点)
寧々(ハートを…持った…くま…?あのカップルのキーホルダーと同じだ…こんなこと…あるんだ…///)
私は教室でずっとその事を考えていた。類が作っていたロボットが、今日朝歩いている時に見た、ニコイチのキーホルダーと全く同じハートを持ったくまだったことを。あのカップルのは半分こづつだったけど、類のロボットは完璧なハート。偶然なのか偶然じゃないのか私には全く分からなかった。まぁ多分偶然だよね。
…私は…大好きな人である類と、付き合うことが…できるのかな…
私の恋は続く····
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NEXT→近日公開
次回 第2話 温もりに包まれて
お楽しみに!
コメント
5件
わあ、第1話読みました!寧々の「類と会えるなら学校行きたくなる」っていう乙女心、すごく伝わってきたよ。朝のカップルのキーホルダーが、後で類の作ってるロボットのモチーフとリンクしてるの、絶対偶然じゃないでしょ…!?二人ともお互いに意識し始めてるけどまだ気づいてないもどかしさが可愛い。次回「温もりに包まれて」、楽しみにしてます!