コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「」k先輩
『』m先輩
最近kの様子が変だ。
ずっと作り笑いみたいだし、前よりも不自然に明るくなった。
『k。どうしたの最近』
「?なんのこと?」
きょとんとした顔で返された。その顔も胡散臭いくらいに作り笑顔みたいだった。
『そのことだよ!いっつもいっつも作り笑顔みたいで、何かあったのかくらい話してよ!そんなに俺のこと信用してないの!?』
「あ、、その、、ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
ずっとごめんなさいを連呼して、泣き崩れたk。
『ごめん。泣かせるつもりはなかったんだ。k。辛いことあったんでしょ?俺に話してごらん。なんでも聞いてあげるから』
「m。m!!僕さぁ!!」
そう言って、辛かったこと、苦しかったこと、病みつつあること。kは全て話してくれた。
kが抱えていたものは俺が想像してたよりも遥かに重くて大きかった。
親の期待に応えられないこととか、人の言動一つ一つに苦しんでたり、クラスメイトにいじめというかいじられていたり。
『その、、いじられてる人ってさ、、誰?』
「バド部の人じゃないから安心して、、、」
よかったっと胸を下ろす。あいつらはそんなことしない奴だって知ってたけど一応念のために聞いた。
『辛かったね。頑張ったね』
『どうする?学校不登校になるっていう手段もあるよ?』
「それは、だめ。親に怒られる、、、」
『じゃあがんばろ。俺がなんとしてでもkのこと守る。sとかiとかaにも話してさ。バド部の奴らはみんなkの味方だ。誰もやな顔しない』
「でも、話さないでほしい」
『なんで?』
「もうそろ卒業だから。最後まで嫌な思いさせたくないから」
『kが望むならそれでいいけど。本当にいいの?』
「うん」
『そっか』
それからkはいつも通りだった。
いつも通りっていうのは前より明るくなって作り笑顔をしているってこと。
でも時々俺にしがみついて泣いてくれた。kが俺を頼ることが多くなって、そこは嬉しかった。けど、
「どうしよう、怒られちゃう、、、」
『どうしたの?』
「テストの点悪かったから、、。怒られる、、」
kの点数は91点。90点越えじゃん。すご。
『90点以上取っといて怒られるってなんだよ。理不尽じゃん』
「僕の家はそういう家だから、、、。」
『辛いね』
「、、うん辛い」
『よしよし』
kの頭を撫でる。kは涙を浮かべていた。
今日部活の先輩を2本も上げてますわ!!??
今日なんでしょう。ネタがあがりますわね、、、。これは続くと思いますわ!確証はしませんけれど!