『ぉわっ、、』
冬夢side
照くんと佐久間くんがももがくに入ってくれた。
初めてだったから。
こうやって自分で部活を作って、入りたいって思ってくれる人。
『痛…、、』
「大丈夫!?」
「怪我してない?」
僕の手をとってくれた
『あ…、いや、大丈夫です…、』
「ほんまにごめんな?」
「俺らが悪かった」
『いえいえ!!全然大丈夫です…!』
ぶつかった人は関西弁の人。
関西ってすっごい怖いイメージだったんだけど…、
ってあれ…、ハンカチ落としてる…、
明日届けようか…、
⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺
昼休み。
僕は友達がいない。
一人でお弁当を食べた。
ん…?さっきのぶつかった人じゃない…?
明日届けに行く予定だったけど…ま、いっか。
『すみません、』
「え、あ、さっきの!」
「さっきはほんまにごめんな~、」
『いえいえ!それより…、ハンカチ落としましたよ!』
「あ、!それ探しててん!」
「神ちゃん良かったやん!!」
神「改めて。神山智洋っていうねん!よろしくやで~」
重「重岡大毅!!(にかぁっ)」
『2年の冷泉冬夢です。』
重「あれ、後輩でこんなええ子見たことないわ!笑」
神「冬夢ってさ、部活決まった…?」
『部活悩んでます…?』
これはチャンスかも!!
神「せやねん、この学校。部活自分らで作るらしくて、あんまええ部活がないんよ」
重「部活ってさ、サッカー部とか野球部とか軽音楽部とか、ありきたりなもんしかないもん」
『それなら!!僕の部活に入りませんか!!』
神「部活内容とかは…?」
『みんなの第二のおうちです!』
『辛いことや楽しいことをみんなで分け合って、シェアする部活です!』
重「なんか楽しそう!!」
神「せやなぁ!部活っていつなん?」
『暇つぶしに来てくれれば…、』
『入部届書いてください!反対の校舎の1回です!』
神「おっけ!明日行く!」
⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺⸺
ガラッ
照「冬夢。」
佐「待ってたでやんす!!」
『2人とも!大ニュースです!』
『新しく部活に入ってくれる人が2人増えました!!』
照「ほんと!?」
佐「楽しみ~」
『てことで、明日!来てくれるので授業が終わったらここ集合!』
『あ…、部活名言うの忘れてた…、』
照「ドジだな、笑 」
佐「おぉい!!笑そんな冬夢にはこちょこちょ…、」
『わはっ笑、ちょ、さっくん笑』
『照くん助けてぇ笑』
照「がんばれ~笑」
『わ!ひどぉ!!』
佐「待て待てぇ!」
照「わ、こっち来るなってぇ!笑」
なんだかんだ楽しかった笑
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