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爺ちゃんのお墓参りに行くために、俺(猪俣堅翔)は珍しく外出をした。自転車を走らせ墓まで向かった。しかしその途中で大型車に轢かれてしまった。でも、そこまで悔いはない。俺は引きこもりで働きもせず、毎日ダラダラゲーム三昧で高校を中退した俺は家族に迷惑をかけてばっかだった。
「ああ、俺はもうすぐ死ぬのか、天国に行ったら爺ちゃんに会えるかな。」最期はこう思いながら死んでいった。享年33歳
目が覚めると見慣れない場所にいた。
目の前には眩しいくらい美しい女性が立っていた。まるで女神みたいだ。俺はここが天国だと実感した。
「目が覚めたようですね。」その女性は話しかけてきた。引きこもりでまともに女子と会話してな来なかった俺は何一つ言葉が出なかった。すると続けてその女性は言った。
「私はメル。地球担当の女神です。突然ですが貴方にh」俺は話の途中にも関わらず
「女神ってことは、異世界転生か?おっしゃああああああああぁぁぁ」気づいたら俺は叫び出してた。
「俺は選ばれし者だったか。なら俺TUEEEEしてハーレム築いて、それから後は、、、、、」
「違います。」
冷淡な声でそういった。声の主は女神だ。
「貴方が転生するのは、選ばれし者ではなくただ単に前世での徳が足りないからです。」
えっ?得?この女神は何を言っているんだ?と俺は思わず困惑した。そんな俺を見て女神は続けた。
「天国に行くには徳を積む必要があるのですが貴方は高校から引きこもりを続けて10年以上経ちますよね?普通の人は生活の中で様々な徳を積みます。育ててくれた親に感謝、汗水流し働く、誰かを助ける等。貴方には引きこもっていた為にそれらが足りません。なので異世界に行って徳を積んで貰います。」
俺はまずチート能力は?そう聞こうとしたら
「チート能力は与えられませんが、異世界の地で生きていけるだけの能力を与えます。職業は錬成術士です。貴方のゲームの知識を活かしてください」と。
「後、容姿もそのままです。」俺はこれを聞いて、俺TUEEEEもハーレムを築く夢が儚く散っていった。
「これ以上地獄に落ちる人がいたら私が昇進出来ないので、しっかり徳を積んで来てください」女神は優しい笑顔で俺を異世界に転生させた