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『四章 幸運の足枷、屋上の桃源郷』
翌朝、眠い目をこすりながら目を覚ました
雷「おはよう、瑞稀」
荒「おはよ、てかヤバいことになってるぞ」
雷「え?」
まさか殺人が…
荒「あそこに」
指をさされた方を見ると
体育館の壁に無造作に手紙が貼られていた、それも何枚も
『三神心は自殺未遂をしたことがある』
『荒川瑞稀はメンバーを自殺に追い込んだことがある』
『舞園さえには伝説のアイドルの姉がいる』
『天谷由鶴は人殺しである』
『星空きららは先輩を不登校にさせたことがある』
『雷電ミライは友達の死を偽装した』
今生き残っている人、全ての秘密が公開されていた
雷「なんで…」
モノクマ『ミナサン見てくれたかな?ボクからのサプライズプレゼント』
モノクマ『全員の秘密一挙大公開!ぜひぜひ仲間を疑い、殺し合ってください』
星「…ねぇ、天谷って誠君のこと?」
藤「…はぁ、もう隠しようがないね。そうだよ」
舞「人殺しって…」
三「残酷ね〜、こんなの。」
荒「だいぶ…みんなエグいんだな」
雷「…」
皆んなは黙り切ってしまい、誰1人として口を開けなかった
【食堂】
荒「あっ、由鶴、ミライ」
藤「こんな時になんのよう?殺人鬼に構うなんて」
雷「…殺人鬼って」
荒「…少し、聞いていいか?…どうして人を殺したんだ」
雷「瑞稀…!」
荒「いや、悪いとは思ってる。でも囃し立てる気じゃないんだ。ただ理由を知りたくて」
荒「警察官の仕事柄なんかあるかもだし、信用を取り戻すために」
藤「…だから嫌なんだ。こんな奴らを信用するのは」
藤「信用を取り戻すためとか、囃し立てる気じゃないとか。いい奴ぶらないでよ」
荒「いい奴ぶるって…」
藤「じゃあ俺がムカついたから殺したとか言ったらどうするんだよ」
雷「…そんなことは」
藤「どいつもこいつをいい奴ぶって気持ち悪い。本当に反吐が出る」
藤「もう放っておいてくれ。」
そう言うなり由鶴は食堂を飛び出して行った