〇〇は、机の中に教科書を入れながら…
はぁ…朝から刺激強すぎや…。こっちの心臓何個あってもたりへんわ。角名君は強引というかあの美貌で間合いを詰められたら、こっちはひとたまりもない。しかも…あんなこと…。
〇〇は顔を赤く染めながら朝の出来事を思い出してしまう。
「おい!〇〇、顔赤いで?大丈夫なん?熱でもあるんとちゃうか?」
急に侑が〇〇の顔を覗き込む。
「えっ?あっ!なんでもないよ?ほんま、元気やで」
〇〇は驚いて、仰け反る。
「ほんまに元気なん?それならええけど…具合悪いならはよ言えよ?」
「侑くん…ありがとう。大丈夫やで」
〇〇は、朝の角名の行動で赤くなったとは、とても言えないと焦るのだった。
「侑くん…ところで、なんで席くっついてるん?」
〇〇は話題を変えたくて、おおよそ、理由が分かっているがあえて聞いてみる。
侑はニコニコしながら
「そんなん決まってるやん!教科書忘れたんやん」
悪びれもなく言ってくる。
「あっ!そうなんや…。ええで、教科書見せてあげるわ」
〇〇は真ん中に教科書を出しながら、侑に笑いかける。
ちょうど、そのタイミングで角名と治のクラスは移動教室で角名は侑と〇〇が席をつけて仲良く笑ってる姿を見てしまう。
角名はすかさずスマホを取り出して写真を撮ると素知らぬ顔で治と一緒に移動する。
治は、あっ!と気がつくが角名の表情がとりあえず変わってないため様子を見ることにした。
授業が始まると、侑は〇〇の方を向いて寝始めてしまう。〇〇は、眠たいけど我慢して授業を受けてながら、侑くんはいいなぁ。思いっきり寝てる。私も眠たいのに…。
なんとか、授業を寝ずに耐えて、〇〇は10分の休憩時間に机の上にタオルを置いて突っ伏して寝てしまう。
移動教室から、クラスの教室に戻る角名は〇〇と侑が並んで寝てる姿を見て、スマホで証拠写真を撮りながら…、
「へぇ…〇〇、おれが知らないのをいい事に侑と、随分…仲良くするんだ…」
危険な笑みを浮かべて…。
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