TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「彼らは、何百年と生きる為に子供を犠牲にすることで、長い間生きてきました。……そうしないといけない理由がありました……。悲しい。けれど、仕方がない。それで、不死の儀という儀式を始めることにしたの」


ぼくはそこまで聞いて、空想が膨らむ。まるで、怖さを薄めるためみたいに。


「羽良野先生は、今まで不死の儀をしていたの」


ぼくは思い切って聞いてみた。


「そうです」


少し後悔した。

けど、羽良野先生は今では味方だ。ぼくは許す心も持っていた。


「先生を責めて……もいいわ。でも、これだけは言えます。先生は、もうこんなことはやめましょうと村の人たちを強く説得したわ。当然、村の人々は怒ったわ。逃げるのに苦労するほど……」


ぼくは裏の畑のバラバラにされても生きてる子供達を思い出し、目を閉じた。

悲しい歌を口ずさんで、心を静かにしていると、羽良野先生が信号待ちをした。


「でも、歩君。とても悲しいことだけど。特別なことじゃないわ。大昔から人が人を食べるということはあったの。それは歴史の授業じゃ誰も言わないけれど。本当のことよ。人間の裏側の黒い歴史」

白いスープと死者の街

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

16

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚