テラーノベル
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__20 告白。
渡辺side
ドック、ドック、
心臓の音がうるさい。
カラオケに向かってる時。
車で俺が運転だけど、もうぶつけそうなくらい震えてる。
怖い。
振られるなんて、やだ。
しかも、捨ての告白だもん。
っ、
ついに、着いて、しまった……
美「わぁ、ここが、カラオケ、?」
俺の横でニコリと笑う、美羽が憎い。
美羽が魅力的すぎるせいで、堕ちて、こんなに辛くて。
無意識な、小悪魔。
渡「うん、ここの部屋。」
渡「飲み物取ってこよっか?」
美「うんっ、!」
渡「どれがいい?一緒に行く?」
美「うんっ、」
渡「んー、SnowManの曲歌おっかな。」
最初に軽い恋愛系を入れて、最後に本命。
渡「君が好き好き好き、って事実を、オレンジ色の空の下で伝えるよ……」
美羽に目を合わせて歌ってるから、一人のための貸切ライブだ。
どうやったら堕ちてくれるのかわかんない。
わかんないからぬまるのかも。
渡「君に夢中、四六時中、ちゃんというからねぇ聞いて、何回でも何万回でも名前を呼ぶよ……」
渡「どう頑張っても君に夢中、虜になっちゃってる僕の宇宙。
どうしようもないから泣く泣く二人で知らない星にでも逃げましょう」
渡「君に一目惚れ初めて出会ったあの日から、恋しくて愛おしい想い捧げるラブソング」
全部、目を見て。
上手かは知らないけど、丁寧に、
伝わるように。
美「すごい、さすが……」
なんて言って、拍手をしている。
渡「……ほんっと、鈍感だね。」
ソファーに寝転がらせると、顔の横に手を置く。
いわゆる、床ドン。
渡「事実だよ。ノンフィクション。好きだよ、美羽のこと。」
キョトン、とした顔をしている。
渡「可愛い、一目惚れ。でも中身も、全部好き。」
美「え、でもっ、」
危ない危ない。
返事はきかないんだった。
渡「それだけ言いたかったんだよね。両想いになったら教えて。」
美「え、」
渡「これから、二人の時、好きでいていい?」
美「え、あ、うん……?」
渡「ん、んじゃ、やだったら言ってね。」
渡「ただいまー、」
美「た、ただいま、」
岩「おかえり、美羽、なんか、あった、?」
美「いやっ、?」
深「ほんとか〜?わら 怪しいなー、わら」
美「っ、」
渡「あんま責めんなー、」
ここで涼太、いけっ、!
宮「……この前のRaysのLiveのDVD、見よ」
美「あ、いいよ、」
かっこいい俺見せて堕とす作戦、!
涼太 NICE、!
コメント
8件
しょっぴーと美羽ちゃん結ばれてほしい〜♪
しょっぴー頑張れー! 美羽ちゃんをおとすんだー!
しょっぴーこの調子で頑張れ〜!!\(*⌒0⌒)♪