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東欧院が右手を構えた。
全身の皮膚が粟立ち動けなかった。
が、その手の先に良歌がいることに気づくと、脊髄反射で両手を前に突き出し、左右の魔法陣を重ねた。
直後、東欧院の右手に2枚の魔法陣が重ねて展開された。
――片手で合成魔法!?
俺の両手からは既に爆裂魔法が放たれていた。
一瞬遅れて、東欧院の右手からまばゆい紅色の閃光が奔った。
稲妻のような閃光はオレンジ色の尾を引きながら空間を引き裂くように駆け抜け、爆炎を貫き、俺の背後の鉄門に正円の孔を空けた。
「!?」
何が起こったのかわからず、俺は呆けた。
爆裂魔法は、魔力強度に勝る天才、ウィナーの火炎魔法を圧倒した。
本来なら学生なんかが敵わないであろう、ダンジョンボスにだって押し負けることはなく、大ダメージを与えた。
無限再*************************
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