この作品はいかがでしたか?
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.. ❤️
朝、目が覚めると、
シーツがいつも濡れている。
近頃、毎晩おんなじ怖くて寂しい夢を見る。
病気が悪化して皆んなに無理させて
『我慢させてる』
『お前のせいだ』
っていうアンチが飛んで。
苦しくて楽になりたくて死にたくなる夢。
でもその夢をみるたびに
朝目覚めることができた時
泣きたくなるくらい安心する。
死にたくない
けど
無理してほしくない
無理したくない
どうしたら ____
💙「涼太。」
声の主はまだ起きたての声で俺を呼んだ。
💙「なんで、泣いてんの」
目元に手を当てると
さっき拭ったはずの涙があった。
💙「おれ、この前言ったでしょ」
💙「涼太は1人じゃない」
病院に行ったあの日の帰り道。
すでに散ってしまった桜並木の下を2人で歩いていた。
ぼーっと、ただそれだけをしていた俺。
きっと何かを考えてたんだと思う。
すると急に右手が握られた。
💙「大丈夫、安心しろ」
『涼太は1人じゃない』
泣くかと思った。
つっかえていたものが抜けていく感覚がした。
楽になれた。
💙「涼太は強い」
💙「だから絶対死んだりしない」
何の根拠もないその言葉だけど
その時ひとつだけ、
ほんとにひとつだけ、
願いができた。
翔太の隣にずっといたい____。
叶わないことでも
永遠にそばにいさせて。
泣かない。
涙を見せない。
安心して、
もう大丈夫。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
💞 💬 +👤 よろしくお願いします💪🏻💙
次回 ➸ 6
コメント
6件
うっわもう大好き。一生一緒に居てくれ
すきーうぇあ。。((
更新激遅なうえ夜中投稿で駄作…😇 ごめんなさい😿🤦🏻♀️